レイギガント プラチナトロフィー取得 感想/レビュー

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「エクスペリエンス」開発のダンジョン探索型RPGといえば大体どういうゲームかわかるかもしれないが、いわゆるウィザードリィシリーズのようなゲーム。
勝手なイメージではウィザードリィをカジュアライズしたタイトルを多く送り出しているのが「エクスペリエンス」というイメージ。

本作もダンジョン探索型RPGなのだが他の作品に比べ難易度を下げようという試みが多く見られた。

  • 戦闘終了後HPは全回復。
  • ダンジョン突入時に敵シンボル、宝箱シンボルの位置は全てマップに記載される。
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  • ダンジョン内(主にボス前)にマップ踏破してくれるマスがある。
    • その為自力でマップ踏破することを考えるより踏破マスを目指す方が賢い。
  • 特殊マップ以外はメニューからいつでも脱出可能。
  • 高火力の必殺技を使用可能。何故か音ゲーの成績次第でダメージボーナス。
    • 必殺技を発動したと思ったら音ゲーが始まる。
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  • 味方のレベル上げは経験値ではなくアイテム(リソース)によって行われる
    • 敵がドロップするアイテムを使用するだけでパーティ強化することができる
    • その為高レベル帯でもレベルアップの大変さは変わらずスムーズに強化可能
    • ボスも再出現させることが可能なので稼ぎプレイすることもできる

まとめ

カジュアライズを進めた結果歯ごたえまでも失ってしまった感じがある。
たしかにダンジョン探索型RPGはやりこんでナンボという節もあり気軽にクリア行くことは少ないと思う。
プレイするユーザ達もそれを期待して購入することもあるだろうからその場合は反動がでかいので評価の低さもわかる。
ダンジョン探索型の雰囲気を味わうには適しているかも知れないがダンジョン探索型RPGの面白さを味わえるかどうかは謎。

ロストディメンション クリア 感想/レビュー

人狼のシステムをモチーフにした投票システムが特徴的。
簡単にシステムについて説明する。

システム

  • ゲーム開始直後、主人公を含む11人の仲間が顔を合わせるがその中に裏切り者がいることが明かされる。
    • 裏切り者はゲーム開始時にランダムで決定される為誰を裏切り者にするかプレイヤーには制御できない。
  • ステージクリア後主人公は仲間の心の声を聴くことが出来、裏切り者を判断する情報を得られる。
  • 「ディープビジョン」というミニゲームをプレイすることにより選択した仲間が裏切り者かどうか答えを得られる。
    • 「ディープビジョン」を実行する際にはポイントを使用する為無限には実行できない
    • 人狼で言う占い師みたいな役割だろうか
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  • 裏切り者はシナリオ進行する毎に増えていく。「ディープビジョン」で裏切り者でなかった仲間でも裏切り者に変わる可能性がある。
  • 主人公たちは塔を進んでいくことになるが次の階層に向う際に、裏切り者だと思う人に各員が投票し最も得票数の多かったメンバーは消去(イレイズ)され以後使用できなくなる。
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    • 投票権は戦闘成績が良いほうが多く与えられる。
  • 主人公達は特殊能力を備えたギフトを所持しているが、メンバーがイレイズされた場合にもギフトはその場に残るため他のメンバーの特殊能力を使うことができる。
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もっと簡単に言うと仲間を犠牲にしながら進んで行き、最後に残っている仲間に裏切り者がいるかどうか答え合わせがあってエンディングが変わる。
(1周目はノーマルエンディング固定でエンディング分岐があるのは2周目以降ではあるが)

良かったところ

  • 戦闘システム、戦闘バランスは好み。
    • レベルを上げればゴリ押しできるのは仕方ないところではあるが、フリームーブの操作性は好みだし、リファーによる再行動やギフトに頼り過ぎると暴走するなどシステムはしっかりしてた。
    • Xbox360「オペレーションダークネス」というソフトがかなり好きだったのだが少しにているかな。
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  • 人狼システムへの着眼点
    • 存分に活かせたか?と聞かれると疑問が残るが、単純に目新しいと感じる。
    • もしかしたら俺が知らないだけで世の中にもっとたくさんあるのかもしれないが。
  • ヒメノがめっちゃかわいい(CV:るみるみ)
    • 初対面で主人公に「あんた童貞なんでしょ?ヤラせてあげよっか?」みたいなのは少々下品だしメンヘラ気質があるが
    • やっぱりメンヘラじゃないか!
    • 打ち解けてから親しくなっていく感じもメンヘラ臭あるけどそれでも溢れ出る可愛さがやばい。
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悪かったところ

  • 処理落ち、3Dグラフィック
    • PS3版のみの可能性はあるが特にステージ開始直後のカクつきはひどい。
    • 3Dグラフィックのレベルも残念ながら高いとはいえない。
  • ディープビジョンのつまらなさ
    • 裏切り者かどうか分かるミニゲームだがとてつもなくつまらない。ただ相手の声がする方に走っていくだけ。
    • 答えを見たくならないようにあえてつまらなくしているかのよう。
  • 人狼システムはプレイヤーの思い通りになる点
    • やっぱり駆け引きを重要視するゲームだと自分は考えているので、プレイヤーが好感度を下げたキャラクターがイレイズされていくだけだと面白みにかける。
    • この人だけは絶対にイレイズさせたくないという仲間内でのドロドロした戦いが描かれていればもっと魅力的になったと思う。
  • 仲間達への掘り下げの少なさ
    • 会話内でどういう人物か多少触れられることはあったが浅い。そしてイレイズされてしまえば以後なにも触れられないし勿体無い。
  • 2周目への引き継ぎ内容
    • 1周目で上げたレベルはギフトEXPに変換される為全く引き継がれないわけではないが、レベルは1からスタート。
    • プレイ時間の大半をレベル上げに費やしていた事を考えるとかなりモチベーションダウン。

ということで↑にも書いた通り1周目クリア時点でかなりモチベーションが落ちたのでとりあえず終了。
またやる気が出たら買い戻して2周目やるかもしれない。
戦闘は面白かったしシステムもいいと思うんだけどもう少し詰めていけばすごく良くなりそうではある。
素人意見で申し訳ないのだが。

アイドルマスター マストソングス 赤盤 感想/レビュー

アイドルマスター マストソングス 赤盤 - PS Vita

アイドルマスター マストソングス 赤盤 - PS Vita

  • バンダイナムコエンターテインメント
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祝アイドルマスター10周年!
ゲームタイトルに太鼓の太の字も入っていないが要は太鼓の達人アイドルマスター仕様。
「マストソングス 赤盤」と「マストソングス 青盤」の2本が発売されていて、初期の曲を中心に収録した「赤盤」と比較的新しい曲を収録した「青盤」となっている。
ちなみに、トロフィーは「赤盤」「青盤」共通なので注意。

筆者はXbox360版「アイドルマスター」から入って、「アイドルマスター ライブフォーユー!」「アイドルマスター2」とプレイしてCDも「MASTER ARTIST」あたりまでは全て追っかけていたファンなので昔の曲の方が思い入れがあるので赤盤を。

プレイデータはこんな感じ。難易度「難しい」までは何とかクリアできるけど「おに」は限られた数曲しかクリアできなかった。
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ゲームモードは1曲毎に演奏できる「演奏プロデュース」とコンサートライトで応援しながらセットリストにしたがって数曲連続で演奏する「ライブフェスティバル」がある。

良かった点

  • ただ、太鼓の達人でアイドルマスターの曲を演奏するだけにとどまらずアイドルマスターが作り上げてきた文化を至る所に散りばめられている
  • ソロパートと765プロ全員Ver両方用意されている
  • 各メンバーのボイスがたくさん用意されている
  • 裏美希がいる
    • 久しぶりに見た。俺は毛虫族で裏美希にどっぷりだったので久々に見れてうれしい。
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悪かった点

  • ライブフェスティバル開催にマニーが必要
    • 演奏プロデュースで得たマニーをショップ、ライブフェスティバルで使用する。
    • だからライブフェスティバルをプレイしたいのにマニーが尽きていたらプレイできずに、まず演奏プロデュースをやってマニーを稼いでからプレイする必要があるが、なぜそうする必要があったのか。
  • ライブフェスティバルがただの作業プレイ
    • ライブフェスティバル時はセットリストの曲を連続でプレイするが、譜面が演奏プロデュース時と同じなので単純に長い。
    • 例えばメドレーなどにして譜面全部ではなく一部ずつ採用してトータルの長さを抑えてくれるとよかったし、ライブ演出などを譜面に反映して変化させるなどしてくれるとよかった。
  • コンサートライト演出で目が疲れる
    • 慣れれば多少ましになったが中央の譜面に目線を集中してる最中に下部のライトがチラチラ視界に入ってくるし眩しいので疲労度が高い気がする
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思い出に浸るには良かったけどこれをフルプライスでなおかつ2本に分けて販売というのは少し残念だなと感じる。