XCOM エネミーアンノウン+ 感想

「XCOM: Enemy Unknown」のPSVita移植版。他のプラットフォーム版は日本未発売なので国内コンシューマでは初登場?
とても評判の悪いPSVita版「ボーダーランズ2」と同じ所が移植したという話を目にして若干不安がよぎった。

システムはステルスSLG。遮蔽物に隠れながらエイリアンを倒したり捕獲して研究材料にしたりする。
f:id:arcright:20170108091329j:plain
兵士はユニット復活が出来ないため死んでしまうと終了。クレジットを使用して志願兵を雇うことで兵士を確保する。

独特なシステムが加盟国の存在。
XCOMは加盟国からの支援で成り立っていて資金提供なども加盟国からされる。
エイリアンが加盟国に出現した際に助けに行かないと不満が溜まっていき終いには加盟国を脱退されてしまい得られる資金が少なくなる。
このゲームバランスが秀逸で、戦闘で戦力を消耗してしまうと戦力の補充に時間がかかる。
その間に加盟国に出現した場合には消耗せずクリアできる勝算が無いためどうしても見送りがち。それが支援減という形で返ってくるのが辛い。

また、エイリアンの出現以外にも監視衛星を打ち上げてUFOの出現に備えて置かないと不満が溜まったりする。これらには全部資金が必要。
つまり資金のやりくり方法がプレイヤーに委ねられる為に非常に緊張感を保ちつつ遊びごたえのあるゲームバランスと感じた。

ちなみに、不安視していた移植面については少々難点もあった。
まずチュートリアル中に指示されている内容とは違うことをしてしまった時に簡単に進行不能に陥る。
あとは随時処理落ちが見られる。

恐らくこれは移植ならではの事象だと思うので原作ではもっと快適なのだろうしとても面白いゲームだった。
XCOMは元々名作SLGとして名のしれた作品らしいが日本のコンシューマゲームを主とする自分には関わりがなかったのでこういう移植は嬉しい。

なお、進行度だが強制戦闘「XCOM本部の防衛」がクリアできず、戻ってユニットを強化することもできない状態に陥ったので詰んだ。
本作を最初からやり直すのもなんだかなという感じなので他プラットフォームでやり直すか、日本版未発売(日本PS Storeで海外版は売ってる)ではあるがXCOM2が発売されているのでそちらをやるか。
[asin:B01GQB7B2Q:detail]

とても面白かっただけにまた挑戦してみたいタイトルである。

本日のゲーム購売記292

[asin:B0055X0A3O:detail]
購入

  • PS3,バイオショック インフィニット,198
  • PS3,Z/X 絶界の聖戦,198

売却

  • PS4,FIFA 16,600
  • PS4,GOD EATER OFF SHOT リンドウ編,100
  • PSVita,デジモンワールド next 0rder,150
  • PS3,プロ野球スピリッツ2014,100
  • PS3,プロ野球スピリッツ6,50
  • PS3,ウイニングポスト7 2012,10
  • PS3,肉弾,50
  • PS3,DEAD OR ALIVE 5,50

バイオショックインフィニットは安かったので購入。
Z/Xも安かったので買い戻し。かなり好みのタイトルだけど以前強制フリーズに遭遇してしまい売却していた。
ディスクの所為だと思うので今回は無事動くといいな。

プロ野球スピリッツ6からプロ野球スピリッツ2014までプレイした感想

プロ野球スピリッツ2014 - PS3

プロ野球スピリッツ2014 - PS3

  • コナミデジタルエンタテインメント
Amazon
コンシューマ向けプロ野球スピリッツは「プロ野球スピリッツ2015」を最後に発表されていないので1つ前の作品までプレイしたことになる。

プレイしたのは全てPlaystation3版。「プロ野球スピリッツ2010」が50円で売っていたのをきっかけに過去作巡りが始まった。
当然各タイトルオンラインサービスは既に終了しているので全てオフラインのみプレイ。
ただ、「プロ野球スピリッツ2013」だけは発売当初にプレイしたのであまり記憶が残っていない為ここではあまり触れない。
それ以外は全て2016年にプレイ。

プロスピ6

特徴的なのが「WBCモード」を搭載していること。タイトル画面で本編かWBCモードどちらかを選んでプレイする使用。
本編では今後の作品にも存在する「スピリッツ」「スターダム」「ペナント」。

  • スピリッツ
    • 短時間でテンポよく面白い部分だけを遊べるのでモードとしては好き。
    • 複数タイプの育成方法があるのは良い。
  • スターダムは自分の打席だけとはいえフルシーズン通してやると結構長い。
    • ペナントモードのようにフルシーズンでなくてもプレイできる設定があると良いかも。
  • ペナント
    • ドラフト、オフシーズン周りの快適さが足りない。
    • オフシーズンやること終わったらスキップさせてほしい。

「スピリッツ」「スターダム」だと選手作成時にキャラメイクする機能があるけど顔パーツのチープさがすごい。
この時代のゲームだからまあしょうがないかという思いもありそんなに悪い印象はなし。

プロスピ2010~2012

何故3作ひとまとめにしているかというとほとんど進化点を感じられなかった為。むしろ前作からも大して変わってないような。
不便な所はほとんど改善されていないが、マイナーチェンジ程度の仕様変更があるくらいで全てのモードで前作からの進化が見られない。

1つ追加されたモード「グランプリ」について触れる。

  • グランプリ
    • 野球選手をモデルにしたカードを集めて自分のデッキを強くしてトーナメントを戦う。
    • 昔のソーシャルゲームのようなことをやる。
    • 試合をプレイ(監督プレイ/VPショップでアクションプレイ権を購入すると操作可能)してゲーム内通貨を貯めてカードパックを引く。

ただただ時間がかかるだけのモード。監督プレイだから1試合終わるまでに時間もかかるし終盤の相手強すぎるし。
百歩譲って「プロ野球スピリッツ2010」は前作にはなかったモード追加しました!はわかるが、その後は...

加えて前作で気になったキャラメイクする機能についても進化はみられず。さすがに不満。

プロスピ2014

「スピリッツ」「スターダム」モード抜本的な仕様変更が入りシンプルになり、ライト/やり込み両層に対応。
特に「スターダム」ではスキップができるようになり若手からベテランまで通しでプレイするのもお手軽になったし個人的にはやっとかという思い。

「グランプリ」にもレベルデザインの変更が入って日本列島地域占領型になると同時に地域収入などが得られるためこれまでよりも金策に苦労しなくなった上にゲーム性もややアップ。
初めて全グランプリ制覇までやる気力が湧いたよ。
f:id:arcright:20170109115636j:plain

また、「マネジメント」モードが新規追加。

  • マネジメント
    • 美人秘書を最大8人まで抱えて球団のGMとなり、借金を返しながら経営を回す。
    • ホームタウンの敷地の使い方、コーチ、広報などやることも多く結構やりごたえがある。
    • 難易度易しいでプレイしたが借金返済のノルマがきつくてぎりぎりでのクリア。いいゲームバランスだった。
    • 試合をプレイする必要がないので試合時間が短いのも良い。試合やりたかったら他のモードやればいいし。

これまでがひどすぎたのもあるがやっと手を入れてくれたかという感じ。
だけどキャラメイクについては違いを感じられず。パワプロでさえもっと楽しくキャラメイクできるのに。

まとめ

「プロ野球スピリッツ2014」からやれば良い。「プロ野球スピリッツ2015」はこの仕様を基軸として進化しているはずなのでいつかやってみたいところ。
中古で500円以下で買ってるからいいものの、2010~2012の流れを毎年フルプライスでやられたら結構嫌だな。
そういう販売戦略はこのシリーズに限ったことではないんだけども...ウイニングポストとかウイニングポストとか

それにしてももうコンシューマで新作発売しないのかな。Playstation4向けに新作を準備しているからと思いたい。