名前ベースのバーチャルホストの設定

名前ベースのバーチャルホストでは同じIPアドレスに複数のドメインを割り当てることができる
これを使ってサブドメインを使用して運用してみる

環境

  • CentOS5.5
  • Apache
    • yumでインストールした

設定

バーチャルホストの設定に関しては/etc/httpd/conf.dディレクトリにバーチャルホストの設定ファイルを作ってそれに記述している
conf.dディレクトリのファイルについてはhttpd.confの下記記述で読み込まれている

#
# Load config files from the config directory "/etc/httpd/conf.d".
#
Include conf.d/*.conf

まず、名前ベースのバーチャルホストを有効にするために下記コメントアウトを外す

NameVirtualHost *:80

ここからはconf.d/内のファイルに書いた。仮にファイル名をvhost.confとしておく

<VirtualHost *:80>
  ServerName domain.hoge
  DocumentRoot /var/www
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
  ServerName domain.fuga
  DocumentRoot /var/www/fuga
</VirtualHost>

domain.hogeでアクセスすると/var/wwwを見に行き、domain.fugaでアクセスすると/var/www/fugaを見に行く。
簡単である

DNS設定

前の記事にVDでの設定方法については書いてある。そこにサブドメインの記述をたす

a @ 255.255.255.255(自分のグローバルIP)
a wiki 255.255.255.255
a blog 255.255.255.255
a forum 255.255.255.255

こんなふうに書けばいい。ちなみに@はサブドメインなし。
こうすればwiki置いてblog置いてforum置いてなんてのもできちゃう!簡単!