WHITE ALBUM2-幸せの向こう側- 「Twinkle Snow〜夢想〜」 感想

…女の子と二人きりで過ごすより、五人の方がいいわ、俺

本編では実現しなかった春希がかずさと付き合い雪菜がキューピットをするIF話。
途中までは、この普通の幸せがほしかったんだ。と思えるような普通のヒロインルートの話なのだが、
やっぱり雪菜は「三人」に耐え切れない。そしてかずさまでも苛まれていく。

本編では、雪菜だけがずっと覚えているように感じた春希の約束。今回は春希がちゃんと覚えていて、その約束を守りたいと口にしている部分がよかった。

春希「約束したんだよ、俺」
武也「春希…」
春希「絶対に俺からは離れていかないって、雪菜から絶交されない限り離れて行かないって、約束したんだよ…」

武也と依緒は必死に関係を修復しようとしてるんだけどなあ。いつも、うまくいかないんだよなあ。

タイトルに「夢」という字が入っている以上こういう結末は予想はしていたが辛い物だな。

WHITE ALBUM2-幸せの向こう側- 「歌を忘れた偶像(アイドル)」 感想

一発だけでいい…殴らせろ

「introductory chapter」と「closing chapter」を繋ぐ物語。
友近という噛ませ犬が絶妙に機能していて久々にかっこいい春希がみれた話だった。
「届かない恋」が流れなかったらどうなっていたんだろうなあ。

デジタルノベルのシナリオ全般に言える事なんだが是非ボイスと立ち絵が入った状態で見てみたい。
春希が友近にキレてる時すごい聞いてみたい。友近と雪菜が話てるのもすごい聞いてみたい。


なんていうか春希も雪菜もかずさも全員ワガママで、そのワガママに周りが振り回されているだけな気がしてきたわ。

デジタルノベルこれで全部終わったわけだが、デジタルノベルでの展開も考えての本編での伏線の貼り方はすごい良かった。
何故これらのシナリオをデジタルノベルとして収録したのか。思惑を知りたい。

2013/2/15(少し狙った日付のような気もする)に公開された丸戸史明氏、なかむらたけし氏へのインタビュー記事をまだ見ていないので後で読もう。