レッドファクション:アルマゲドン 感想/レビュー

前作「レッドファクション:ゲリラ」はオープンワールドだったが本作はよくあるTPS。
前作特徴だったマップ上のオブジェクトを破壊できる点はそのままに、オブジェクトの修復もできるようになった。

本作ではオブジェクトの破壊についてはいい方向に働くことが少なかった。
決められたルートを進むためルート上のオブジェクトが破壊されていると、修復してから進まなければならないし、いかにも初見殺しな足場を壊してくるギミックなども存在する。
画面が暗く現在の状態がつかみにくく(破壊されているのかどうかの判断)、実は足場が壊れていて下まで落下して戻されたり、チェックポイントまで戻されたりとストレスが溜まるだけだった。
そしてオブジェクトを破壊するミッションでもかなり正確に壊す必要があって少々面倒だった。ロケットランチャー1発ぶち込んで終わりがよかったな。

武器が豊富でアップグレードも豊富。さらにはクリア後チート機能(ゲームバランスを崩すアップグレード)も使用できるため戦闘は楽しい。
多くの場面で敵を生み出す巣的な存在が敵内にいるので、そいつを倒さないとかなりの雑魚敵を処理する羽目になる。

オブジェクト破壊については良さが活かされずに少々残念だったが、普通に楽しめる内容・ボリュームだった。

PSVita版ロードオブアポカリプス 感想/レビュー

ジークフリートを倒してチャプター9までクリアしたのでひとまず満足。

PSVita/PSPマルチということでPSP時代の「モンスターハンター」より後発の狩りゲーという感じ。
同じような展開をしていた「ゴッドイーター2」はPSVita版のみバージョンアップでインフラストラクチャーモード(インターネットを介したマルチプレイ)に対応したが、本作はPSVita版でもアドホック通信によるマルチプレイのみ。

クエストを受けてからフィールドに移動するまでのロード時間は少し長いが、フィールドに移動してしまえばエリア移動時であってもロード時間はほとんどない。
「ゴッドイーター2」プレイした時にも感じたがこのロードが短いのは快適だね。

本作では与えたダメージが表示されるのだが「1ダメージ」しか与えられない場合の原因がすぐわからなかったので困った。
例えば敵によっては硬い部位と柔らかい部位があって硬い部位は1ダメージしか通らないとか、最初は全部硬い部位でダメージ通らないけど部位破壊すればダメージ通るようになるとか、単に攻撃力が低くて1ダメージしか与えられていないのか。
どれなのか判断できないことが多くて1ダメージをちまちま与えて倒した敵も結構いた。

アクション部分はもう少しステップキャンセルがいろんなモーションにできてスピーディに攻撃できると気持ちいいだろうなあと考えながらやっていた。
次回以降に期待の部分かな。アクション部分が気持ちよければ自然とゲームを続けてしまうからね。
システムをきちんと使わせるような敵がいたのは良かったな。
魔法で攻撃すると無効化(カウンター付き)され、攻撃をジャストガードしてダウンさせてから攻撃する敵。

PSVitaロンチタイトルなのでこの時期にプレイしていて、他にマルチプレイするタイトルがなく身内にやっている人がいればもう少しプレイしたかもなあ。