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クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子読了

Book Review

クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)

クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)

《ここは任せて先に行け》―と、そういってんだよ

200ページにみたない薄い感じからあっさりしているかなと思った時もあったんだけどやることやってる。
終始嘘はいってない。本当のことは言っていないだけで。これに尽きるな。


いわゆるミスリードの手法というか、読者にこうであろうと思わせておいて実はそれヒントとして与えてる情報からして嘘だし
前提条件としてあるものすら正しくないみたいな展開がすごい好きなので戯言シリーズはとてもあっているなあ。


結局クビキリサイクルクビシメロマンチストクビツリハイスクールと全部が全部潤さんだったんだなあ。
いつも最後にいいところ総取りしていくからなんだけど今回は結構最初から出てたね。



まあ、クビツリハイスクールはなんといっても主役の姫ちゃんこと紫木一姫ですな。
後の登場人物だと策師こと萩原子荻。闇突こと西条玉藻。でいうと策師は結構印象にのこったかな。
ぼくが策師側に付いたあのヒトコマだけでもそうとう好感もてた。


姫ちゃんは最初から語録連発してるけど、伏線でジグザグを師匠のように…ってところ
とジグザグは…みたいなところと最後のそれってジグザグじゃんみたいな三段ね。よいね。


一番震えたところはどこかな。現ジグザグの正体がでたところと、哀川潤はまだ身内なんだよ!ってところだね。次も楽しみ

姫ちゃん語録

「追っ手がないなら楽でいいじゃないですか。甘辛牡丹餅ですよ」
「……? ああ、棚から牡丹餅ね……。」

「馬鹿とハサミは高いところが好きっていうですからねー」

でもさすが潤さんですよ。前に会ったときより益々腕に磨きがかかってるですね。本当、八方美人の大活躍です

うー。馬鹿とハサミは痛快YO!

「毎日が月曜日の、楽しい日々を送るです」
「最低の日々じゃないか」

「チームで行動してる以上、師匠の一挙一動二府四十三県が直接、姫ちゃん達の未来を左右するですから」

「大丈夫でっっっすよ!」促音を三倍分ためて、姫ちゃんはどんと胸を張った。
「師匠、ここは姫ちゃんに編されたと思って諦めてください! 」
「それじゃただ騙されてるだけだよ……」

「やあん、もつれちゃったですよ」

潤さんがこの学園から出ていっちゃわない内に、生き物狂いで合流するべきです
動物マニア?

「は? なんです、藪から蛇に」

「いえいえ剣道だったら二段で十分侮れませんよ。古くより剣道サンバルカンといってですね」
いわねえよ。

「師匠は敵に甘いんですね。そういうの、敵に塩を塗り込むっていうですよ」
「とどめじゃねえかよ」

「そんな風に賢いよりは、こんな風な馬鹿でいいです」