「零崎を、始めよう」
戯言シリーズの外伝。殺し名第3位零崎一族に関する話。
シリーズ1巻目は零崎人識の兄。零崎双識(マインドレンデル)の話。
なんだけど無桐伊織が大体いいところ持って行ってしまっていて
当然ながら俺も彼女が一番のお気に入りキャラになってしまったのであった。
序盤伊織は結構へらへらしてる(失礼)巫女子ちゃんとか姫ちゃんに近い感じで
双識に鋭いツッコミを繰り出していてそこも好きなんだけど
やっぱり零崎として覚醒後のセリフがいいなあ。
わたしは自分の人生如きに、才能如きに絶望なんかしない!
時系列的には零崎人識の言葉から察するにクビシメロマンチストらへん。
京都でいーちゃんと零崎人識が出会ったあと双識のもとにきたような感じなので。
同時発売した零崎人識主人公のやつ以外は1巻ごとに主人公かわるみたいな。
伊織ちゃんのツッコミ集好きなのでのせとく。
ツッコミ集
「そ、そんなの……当たり前じゃないですか」
「当たり前にやっている?」
「当たり前にやってませんっ!」
「いえ、いえいえできれば初めましてしたくないんですけれど……」
「私の妹に手を出すな」
妹じゃねえよ。
「具体的には高架下でもみ合った際に制服の胸ポケットから生徒手帳を抜き取っておいたのだ」
「ただのスリじゃねえかよ!」
「彼らは可哀想に、催眠術で操られていたのだよ!」
「そろそろ終電なので失礼します」
「な、何するんですかあ!?」
「妹を束縛したのさ」
「変態! 変態!」
「スカートの下にスパッツをはくのは外道だと思うのだよ、伊織ちゃん」
「しっかり見てんじゃねえかよ!」