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きみとぼくの壊れた世界読了

Book Review

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

持てる最大の能力を発揮して最良の選択肢を選び最善の結果を収める

次なる西尾維新作品は世界シリーズ。第一弾はきみとぼくの壊れた世界

アドベンチャーゲーム。いわゆるADVを等身大のまま書籍にしたらこんな感じになるんだろうか。
文章の中に度々選択肢がでてくる。ゲームならセーブしたりして複数の結末をみることができるけど
これは文章なのでそうはいかないってところくらいか。

現状は認めろ。
現実を把握しろ。
現実逃避に意味はない、落ち込んでいる問に思考しろ。
救いが用意されていないわけじゃない。
最良の選択肢は、いつだって用意されている。
手の届く範囲で、それを選べ。それが、幸せに続く道だ。

何でだか説明はあんまりできないが維新の描く女キャラクターはどうも全員魅力的で心奪われてしまうというかなんというか。
まあ、率直に言えば夜月がかわいすぎて困っているということ。
タイプ的にはそうだなわかりやすいところでいうと千石撫子あたりをイメージしてみてた。
CV:花澤香菜もちゃんと脳内再生を決めていたところ。

「え? もう寝ちゃうの? 」
「いや、僕はこれから風呂。寝るのは夜月」
「あ、そっか」一緒に入る? 」
「やだー。 にゃいにゃい」

どうしてこうにゃんにゃん言っちゃうのだろうか。狙ってるんだろうか。だとしたらその狙いは当たっている。


2つの事件(1つは事件ってレベルではないのかもしれないけど様刻にとってみれば大事件だ。だからこそ教室までいって行動したわけだし)の解決には名探偵であろう役どころの病院坂黒猫が絡んでくるんだけどこいつは話が長いったらありゃしないな。
今まで見てきた中でも最高じゃないかってくらい長い。
それでいてひねってひねってひねってひねって1周戻ってきて正論いう感じだ。たまらん。


シナリオ的には病院坂の話でだいたい終わってしまうんだけど、ちょっと違う想像もしてた。
様刻も黒猫も二人揃って「自分が犯人じゃないことは自分が一番知っている」。だけどその確証がないって話をしてたんだ。
操られてる可能性も否定出来ないし。そのへん絡んでくるのかなとも思ったんだけど。


結末の話するけど、上の方に書いた「持てる最大の能力を発揮して最良の選択肢を選び最善の結果を収める」というのを様刻は達成している。
夜月ともりりすとも病院坂ともうまくいっている。そして、あの事件はなんだったんだろうなあ。とね


戯言シリーズから引き続きの感想にはなるが(書いてないかもしれんけど!)、初めて読むには遅すぎた作品。それだけかな