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& - 空の向こうで咲きますように -感想

PS3 PSVita Review

暁WORKSの作品は「るいは智を呼ぶ」「コミュ - 黒い竜と優しい王国 -」に続いて3作品目。
るいは智を呼ぶ (通常版)

るいは智を呼ぶ (通常版)

暁WORKS作品といえば男の娘なんだろうか。るい智の智の印象が強いせいかもしれないが本作だと珠璃がそのポジションで「ええ?またかよ。暁は本当に男の娘が好きだな」と。

攻略順序が決まっているので少しずつ物語の全体像、冒険を共にした戦友と離れていた8年間の事が少しずつわかってくる。

梨子√

梨子に限った話ではないけど麗が名づけているアダ名にハズレはない。いりこかわいいよいりこ。
梨子はどの√でも標的にされやすく人質にされたり辱められたりされていてスタッフのキャラ愛を感じる。
「きらハピ」狂だったりするところは可愛いが基本はしっかり者(であろうとしている)のお母さんポジなのでいりこに甘えながらという感じなんだけど、いろいろとピュアなのでそういうところも可愛い。
コスプレのまま町中を歩き出した時は思わず突っ込みたくなった。
最後リンギルで無理やり終わらせる点と伏線回収がそこまで多くはないので真EDへ向けての第1歩という感じ。

束沙√

束沙√の時点では、考君はまだ美化された思い出にすがっているので昔のままでいてくれみたいな描写が多いんだけど、束沙はその希望どおりというか考君が思っている束沙であり続けたという感じ。
ファションこそ変わったけどエピローグでもそんなにキャラがぶれなかったな。ちなみにスカートファッションよりは白衣の方が好き。
考君は束沙が変わることをあんまり望んではない気がするけど俺への愛情はたっぷりで頼むみたいな感じでわがまま。

櫛寧さんのイベントが挟まるので束沙イベントが多少減ったのでは無いかと思うと少し残念。個人的には櫛寧さんイベントが決着した時に束沙に慰めてほしかったけど、そこで解説し始めるあたりは束沙だなーって。
そして何故か麗の願いもこの√で知らされる。

摩樹√

摩樹√は最後までこんなトーンで行くのかなと思ったら急に辛い事案が発生して辛くなった。でも摩樹ちゃんが想像以上に強くて金だけではないなーと。
最後のバスのシーンで運転手迄効果が及んでいたら詰んでたなーとは思ったけどまあそこはね。
摩樹√だとグロンドの存在を麗'sに隠すんだけど劇場に摩樹が来た時に判明している道具の頭数にグロンドが入っているところがちとわからんかった。どこかでばらしていた?
結構好き嫌いが別れるキャラクターだとは思うけどその魅力を存分に引き出す√ではあったかな。

八重姉√

兄妹揃ってちと狂っているのだけど八重姉が考君とデキてからは割りと真人間に戻るのがおもしろい。丁度作中だとバニー衣装になってから。
モリスはなんかあるとは思ってたけどこれは予想できなかったな。
植物絡みになると犯人と麗'sの関わりが薄いのでどうも物足りない。佐村は一応麗が因縁あるけど。

麗√

「ま、人は変わっていくものだから……って感じかな!」と思っている麗と共に歩むうちに考君にも意識の変化が。
物語を終わらせたいからとか考君は言ってるけど、それよりもあの冒険の時の心地よい時間に魅力を感じているだけなんだろうなとは思う。
麗のお陰で考君もやっと1歩前に進んだ感じ。
麗√は路上不意打ちキスが最高のシーンだった。プレイヤー的にも突然でびっくりしたのでよかった。それにあのCG最高に可愛いし。

暁の剣とかは解釈の仕方が難しいというかシスターズが物語中盤で生み出したこのお道具が最後の決戦で超重要になるとは思ってなかったな。

挿入歌はちょっと笑ってしまった。白い巨塔のEDシーンが頭をよぎった為。

ANDの解釈はすんなりはできなかったな。強引というか&まで持っていくのに頭をつかう。

エピローグで流れるジョウビレックスのムービーでの締め方はなにかを匂わすという意味では素晴らしい。他にも展開できそうな設定で終わるしね(道具は破壊せずジョウビレックスが保管している)

星良√

本編は麗√で終わり。ここからはファンディスク的な√。
星良ちゃんくだらなすぎて八重兄呆れて帰るのウケるし、フラキアの結末うけるし、ジョウビレックスうけた。
ギャグ√でした。もっと星良ちゃんのかわいいとこみたかったな。

珠璃√

これもファンディスク的√なんだろうけど誰が望んでいたんだ。
考君が珠璃に説教してるの本編最初の考君の立ち位置からすると結構うける。
海辺のシーンでエレッサールない状態(フラキアの効果で貢一郎宅にある状態)でもリトルグレイが反応してくれたのは道具通さなくても結ばれてるということなんですかね。
男だと分かっていてもあの脚のCGとか見せられるとちょっと悔しくなります。

作品全体

考君の趣味が写真であることに伏線は特に張られていなかったみたいなんだけど、個人的な解釈としては考君が麗√でこの瞬間が永遠であればいいのに。みたいな事をいうけどまあそれは人間には無理だねみたいな話で終わる。終わるんだけどその瞬間を永遠に残す事ができるのが写真。だから写真におさめているんじゃないかな。

アーティファクトの中ではフラキアが一番チートくせえ。解釈の仕方でどうにでもなる。使い方もある程度簡単だしね。

貢一郎が月を見ていなかったからアーティファクトを授けられなかったというシナリオなのは理解できたんだけど、貢一郎がアーティファクトを持たなかったシナリオ上の意味がわからない。もし貢一郎がアーティファクトを持っていたら何が変わったんだろうか。

人間は道具としても生きれるけど。っていうのはメッセージ性のある言葉ですね。