近年のストレージ大容量化のスピードはとても早くHDDに限らずSSDの容量も増え大容量モデルが主流になっている。
大容量になるのは素晴らしい事だ。だが避けられないハードウェア故障の際のリスクも容量に比例するように上昇する。
そこで必要になるのはバックアップだが、バックアップの選択肢の1つとして今回「EaseUS Todo Backup Workstation」を紹介する。
「EaseUS Todo Backup Workstation」は単純なファイルのバックアップ以外にもシステムバックアップやパーティションのバックアップなどにも対応している。
今回は試用版のインストールからファイルバックアップまでの流れを紹介する。
試用版インストール
試用版は紹介サイトの「無料体験」からダウンロードすることが可能。
- インストール時の言語に日本語を指定することも可能。
- 使用許諾契約書
- EaseUS Backup Centerを利用する予定であれば集中管理用コンポーネントをインストールすると良いだろう。
- インストールディレクトリ指定
- バックアップディレクトリの指定。下記はデフォルトの状態。
- 使用容量に余裕のあるストレージを使用するように設定すると良いだろう。
- インストール完了
ライセンス認証
なお、試用版を起動する際にライセンス認証用のウィンドウが表示されるので製品版を購入した場合は、ライセンスコードを入力すると認証される。
ファイルバックアップ
- 起動すると下記のような画面が表示される。その中からファイルバックアップを選択。
- 今回はデスクトップ上の動画ファイルをバックアップしてみることにした。
- バックアップ中の画面
- バックアップ完了
- バックアップファイルを確認してみるとファイル容量はそれほど変化がないので圧縮などはしていない様子。
これでバックアップは完了。
ファイル復元
それではバックアップしたファイルを復元してみる。
- 復元ボタンを押すと復元設定を行う画面が表示される。
- 作成したバックアップにはファイルだけではなくファイルに至るまでのディレクトリも含まれていることがわかるだろうか?
- 今回はバックアップ元ファイルが残っているので違う場所に復元する。
- ここで1点注意だが、ディレクトリ単位でバックアップをとっているようでファイル単体の復元が出来ない。
- ディレクトリのチェックを外すとファイルのチェックも外れてしまう。
- 今回の場合だと指定した場所に復元した場合、cディレクトリが作成されていた。
- バックアップした際のパスを忠実に復元するため「C:¥Users¥arcright¥Desktop¥sample.mp4」という状態を維持したまま復元される。
その為ファイルストレージ用のドライブを丸ごとバックアップする際などの用途に適しているように感じた。
今回は、一機能であるファイルバックアップのみ紹介したが、他にも機能がたくさんあるので試用版を使ってみて確認してみると良いだろう。