食品衛生責任者養成講習会を受けてきた

冗談半分の会話から始まったことだが、現在世は「第3次タピオカブーム」。
タピオカミルクティーを扱う店には行列ができ、各社もタピオカを扱う新商品の開発に力を入れている。

つまり、これビッグウェーブでしょ?と。
ビッグウェーブといえば「乗るしかない」ということで実際タピオカを売るにはどうすれば実現できるのか?簡単に調べてみた。

調べるうちに「食品衛生責任者」を置かなければ営業ができないということがわかり、
それは「食品衛生責任者養成講習会」を受ければなることができるようになる。
そして、受講資格は特に必要ない。ということでじゃあ受けてみようと。そういう流れ。

まあ、タピオカに今から参入するには無いと思うけど、今後何かビッグウェーブが来たときに乗れるように可能性を広げておくのは大事かなと。

食品衛生責任者とは?

食品衛生責任者(しょくひんえいせいせきにんしゃ)とは、食品衛生責任者養成講習を受講した者などで、食品衛生責任者として選任されている者である。食品衛生法に定められた許可営業者は、営業許可施設ごとに食品衛生責任者を選任し保健所に届け出ることになっている

食品衛生責任者 - Wikipedia

簡単に言うと食品を扱う飲食店などに必ず1人は食品衛生責任者を選任して配置する必要がある。

食品衛生責任者になるためには、医師や調理師などの定められた資格を持っている人か、掲題の食品衛生責任者養成講習会を受講する必要がある。

申し込み

管轄は都道府県レベルなので、受講する県によって申込方法が異なる場合があるので事前に確認すること。
自分の場合は電話で確認したところ、保健所で手続きしてくれということだったので保健所を訪問。
受講料を収めて受付票をもらい、当日受付票を持って会場に行けばよかった。

当日

会場で受付票を渡して当日使用するテキストを受け取る。

講習会は計6時間あり午前、午後に3時間ずつ。間にお昼休憩1時間というタイムスケジュール。

各項目ごとに担当の講師の方がいて講師の解説を聞きながらテキストを進めていく。
学校の授業と大差ないので特別気をつけるようなことは無い。

丁度今、食品衛生法は過渡期で改正食品衛生法が2018年6月に可決され2020年6月から施行予定となっており改正後の規則を中心に解説がされた。

基本的にはテキストをベースに過去どういう事例があったかという話が進むが、時事ネタを取り入れて解説してくれる講師の方が1人いてその講師の方の部分は非常に為になった。
例えば、改正食品衛生法はHACCPによる衛生管理の実施が必要になるが、このHACCPによる衛生管理というのは国際的にデファクトスタンダードである。
東京オリンピックの選手村に持ち込まれる食品についてはHACCPの基準を満たしていなければ持ち込みことができないので、日本も間に合わせるべく改正を進める必要があったと。

こういった現在進行系の具体的な話題があると興味が湧いていいね。

最後に、簡単なテスト(全員合格するような)がありテストが終わると晴れて食品衛生責任者になれるようになる。

実際に店舗に掲示するようのプレートも名前入りでもらったけど前述の通り開店の予定があるからとったわけではないので当分はお蔵入り。

オリンピックの話をしてくれた講師の方が、新しい知識を仕入れてくるのでまた実務者講習会で会いましょう。と言っていたのが印象的だった。
新しい情報を仕入れていかないといけない業界なので、最新の話をこういった場で聞けるのであれば非常に為になると思う。
実務者講習会についてはこれも都道府県管轄なので必要無いところもあるが、実施するところは数年ごとに1回、更新のタイミングで参加する必要がある。

まとめ

全く知識のない異業種の知識を得ることができて非常に有意義だった。
参加のハードルが低い資格に関しては他にも受けてみようかな。

PSVR ウルフェンシュタイン: サイバーパイロット 感想/レビュー

「ウルフェンシュタイン」シリーズのスピンオフでVR専用タイトル。
f:id:arcright:20190914102212j:plain
確かに世界観は「ウルフェンシュタイン」なのだが、どうもナチスに敵対した際のおぞましさが感じられず雰囲気として物足りない。

本作ではナチスの兵器を鹵獲してハック、整備し、その兵器を自ら搭乗してミッションをこなしていく。
ミッション数は全部で4つ。価格が2,980円ということとVR専用タイトルということもありボリュームは少なめ。
搭乗する兵器は3種類。犬型、ドローン、人型。それぞれで1つずつミッションをこなした後ラストミッションは3種を切り替えながらプレイする。

なお、操作デバイスとしてPS Moveモーションコントローラーに対応。
[asin:B0777KZJLY:detail]
モーションコントローラー2つ所持しているが、今回はDUALSHOCK4でプレイした。
DUALSHOCK4でプレイするとモーションセンサーで感知して腕が動くが、手錠にはめられたかのように左右一緒に動く。

f:id:arcright:20190914102357j:plain
操縦インターフェースは3種とも共通。
通常武器は銃器で装備済み。エイムして射撃する。

画像の1が兵器ごとに搭載されている特殊兵装。攻撃だったりステルス迷彩だったりシールドだったりする。
画像の2がライフ回復。武器をライフ回復に合わせてトリガーを引いている間だけライフが回復する。
自動回復がないので敵を倒して隠れながら回復や、一掃してから回復することになる。

操縦インターフェースについてはあまり不満はなかった。コックピットの雰囲気も悪くなかったし。


本作で不満だったのは戦闘以外の整備の部分。

プレイヤーが扮するパイロットは、ストーリー上使い捨てのパイロットのような扱いで
粗末に扱われているせいか兵器の整備も自分でしなければならない。

f:id:arcright:20190914101429j:plain
整備を行う際はまず整備が必要な箇所を特定する必要がある。
画像は人型兵器だが、この兵器の一部分で光が点滅しておりそれを目印に整備箇所を探す。
整備する際はレバーを使って上下左右に兵器を移動させながら光を探すことになる。

これは比較的すぐ見つかるのでここまではいい。

次に実際に整備をするわけだがこれが辛い。
まず、前提として結構離れた場所に整備用品が置かれているのでプレイヤーの可動領域が結構求められる。
上下左右に十分なスペースを確保した上でプレイすることをオススメする。

次に何故か、パイロットは椅子に吊るされた状態になっていてかなり高所での作業になる。
整備用品をうっかり離して下に落としてしまうと下に落ちきってリスポーンするまで待たなければならない。
なんでこんなところで作業をさせるのだろうか。

結果、緻密な作業を体を左右に動かしながら操作しなければならず非常にストレスが溜まった。
(モーションコントローラーだと少しはましだったのかもしれない)

整備以外にも拠点パートではいくつか作業を求められる事があるが同様に不満に感じた。


低価格でリリースされた作品ということで、挑戦的な側面もあると思うけどもう一歩な作品だった。

PSVita版いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい! プラチナトロフィー取得 感想/レビュー

f:id:arcright:20190817052451j:plain
略称は「いまいも」。

主人公陸斗は父の再婚によって、義母の連れ子歩夢と一緒に暮らすことになる。
歩夢の性別は男ということもあり一緒の部屋で生活することを了承するも本当の性別は...

歩夢が性別を偽って一緒の部屋で生活するというのが序盤で展開され、
歩夢が陸斗に本当の性別を打ち明けたい描写が序盤から描かれるのでタイトルは回収。
あとはどういった事情があって性別を偽らなければならなかったのかが焦点だった。

蓋を開けてみれば至ってシンプルで年頃の男女じゃ一緒の部屋で生活できなかっただろう?
というなんて言うことのない至ってシンプルな理由しかなかった。
奉莉の話題を除いては軽めの題材が多く和やかにプレイすることができたが、
陸斗と父の確執部分の信長くんの演技の迫力がすごいあって圧倒された。(何度騙されれば気が済むの?のところ)
キャストの演技だけで震えが...みたいなのは覚えている限りだと「ティアーズ・トゥ・ティアラ2」の松岡くん演じるハミルカル以来。

歩夢√

歩夢と陸斗の関係がどうこうというより、陸斗が亡くなった母に対する気持ちをどう整理するかというところが問題。
後で希実花ルートで陸斗が希実花に告げる言葉にもあるけど、人間は簡単に変わることなんかできない。
父は父なりにうまくやろうとしてるんだけど結局また陸斗の逆鱗に触れてしまった。

関係改善の為に良子さんと歩夢も動くわけなんだけど、最終的に吊橋効果みたいな終わり方になってしまったのが勿体ない。
あんなことしなくても良子さんが少しずつ歩みを進めてきたこと、父の行いがしっかり陸斗に理解されれば問題なかったのに。
陸斗に踏ん切りをつけさせるため、歩夢のインパクトを強める為だとは思いつつも少し残念。

良子さんの言葉は秀逸。

「私……陸斗くんのお母さんになりたいって思った……」

奉莉√

f:id:arcright:20190901232203j:plain
奉莉は最初から歩夢が女の子であることを知っているので話がスムーズ。
奉莉の母の問題がどう絡んでくるかと思ったけど、こちらも意外とシンプル。

最後の奇跡のハードルが低くてもう少し溜めてもよかったんじゃないかとも思うが、
奉莉は他ルートも含めて総合的にかなり辛いポジションになるので報われたのは良かった。

キャラクター的にはかなり好き。

真央√

くそじじいに人生を振り回されたかわいそうな子。
かなり無理がある男としての学校生活を受け入れてくれる男子達...

もっとじじいは壁として立ちはだかってほしかった。
初心者であろう陸斗が一度本気で倒しに言っただけで心を許すようになるくらい
弱っているなら、弱る前にもう少し人に頼るとか真央ちゃんに対して行動を起こしたらどうなんだよ。
跡継ぎはいなくとも他に門下生とかいたりしてもおかしくないでしょうに。

希実花√

昔陸斗に会っているけど陸斗は覚えておらず、希実花は鮮明に覚えている。
かなりマイナス思考な子だけど変わろうと頑張っているけど空回り。

意外と陸斗との接点が多く、陸斗が過去を思い出すために評価が上がった。
過去の話が多かったので当時の描写をもっとたくさんいれてほしかった。
告白シーンのイラストと台詞がとても良かったので一気に評価アップ!
f:id:arcright:20190908172826j:plain

その他

f:id:arcright:20190831204844j:plain
良子さんのメイクやばすぎるわね...かわいい。