ファブラ ノヴァ クリスタリス
「ファブラ ノヴァ クリスタリス」「新しいクリスタルの物語」が発表されてから早いもので9年が経っていた。
発表当時自分は学生だったことを考えるとそれだけ長く続いているのは素直にすごいことだ。
元々ファイナルファンタジー零式は「ファイナルファンタジー アギト XIII」という名称でファイナルファンタジーXIIIの名を用いていた。
ファイナルファンタジーXIIIと名のつくものは現在ではファイナルファンタジーXIII 3部作のみとなっている。
発表当初 | 現在 |
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ファイナルファンタジーXIII | ファイナルファンタジーXIII |
ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII | ファイナルファンタジーXV |
ファイナルファンタジー アギト XIII | ファイナルファンタジー零式 |
「ファイナルファンタジーXV」が非常に楽しみである。Playstation4の本体普及にも貢献するだろうし、ゲームから離れていた人もファイナルファンタジー ナンバリングの最新作となれば戻ってくるかもしれない。
それだけゲーム市場にとって大きな存在になったファイナルファンタジーの新しい物語を始めるのに9年(現在進行形)かかっているのは当然なのかもしれない。
なお、ファイナルファンタジー零式HDにはファイナルファンタジーXV体験版が付属している。(まだ未プレイであるが
戦闘システム
ゲーム開始してすぐに0組全員を使うことができるようになる。
全員武器が異なり戦闘スタイルが違うので14人分のスタイルを学ぶ必要がある。
これは最初は戸惑うが自分にあったスタイルのキャラクターを見つけることができれば戦闘は非常に楽しくなる。
遠距離攻撃を得意とするキャラクターがかなり優遇されているように感じた。特にケイトが使いやすかった。
多くのキャラクターは武器を出した状態での移動速度は、武器を出していない状態に比べ変わらない、もしくは遅くなるが、ケイトは武器を出している状態の方が早く移動でき武器の出し入れを意識すること無く快適に操作できる。
個人的なお気に入りで言うとジャック。武器を出した状態での移動速度は最低だが一撃必殺スタイルが非常に好き。
キャラ成長によってスキルを修得することができるが、魔法を含めて2つしか装備する枠がないのでたくさんのスキルを一緒に使うことができないのが残念だった。
また、制圧戦ではRTS形式のミニゲームが行えるがスキップ可能であることは評価したい。自分はこういうゲームも楽しめるが嫌いな人もいる。ユーザが選べるのが一番いいのだ。
キャラクター
なんで髪の色のバリエーションをもっとたくさん使用しなかったのだろうか?
それぞれとてもいいキャラクターだと思うのだが、ゲーム中にキャラクター性をあまり表に出さないので特徴を掴みづらい。
その上髪の色が似たり寄ったりなのでもっと差別化しても良いと思ったが...学生設定だから無難な色にしているとか?
唯一キャラクター性を使ったものとしてIFムービーがあるけど面白かった。
ジャックとクイーンのやり取り好き。委員長と問題児っぽくて。
もっとゲーム上でも世界観を崩さない程度にキャラクターの魅力を使って欲しかったなあ。
0組メンバーはよくも悪くもいつも通りなので深刻な状況でもあまり感情の起伏がなく、多くの人が死ぬ本作だがクリスタルによって死者の記憶がなくなるのでそういった場面での感情表現も見れないのは残念。
一番キャラクターに関してビビったのは声優の豪華さ。0組メンバーの豪華さはもちろん登場人物ほぼすべての声優が1度は名前を目にしたことがあるレベルの声優ではないだろうか。
ナインの役割が最後までいまいちわからんかった。なんであいつはあんな感じなんだ。
世界観
ファイナルファンタジーXIIIと共通の世界観ではあるので聞いたことのあるワードが度々登場しておもしろい。
四神をモチーフとした4勢力「玄武」「白虎」「青龍」「朱雀」。本作では朱雀の候補生になってゲームを進めることになるが他勢力視点での物語も見てみたいね。
周回プレイ
周回プレイを前提とした作りということだが細かいところに配慮が行き届いていて快適だった。
- 飛空艇を入手していると入手していたまま
- 一度見たイベントは時間を消費せず見れる
- 作戦メニューからいつでも全メンバー(シナリオ上で離脱しているメンバーでも)の装備変更可能
巷での評価はあまり良くなく見え「ファイナルファンタジーXV体験版 零式HD付属」なんて言われ方もしているみたいだけど、個人的には結構楽しめた。