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今更「トップをねらえ!」を見た話をする

Anime

トップをねらえ! Blu-ray Box

トップをねらえ! Blu-ray Box

トップをねらえ!については、スーパーロボット大戦シリーズで得た知識しかなく、登場機体(戦艦)と一登場人物加えて相対する敵勢力の情報しか持ち合わせていなかった。

今回視聴する機会があり、また有識者の解説も交えながら見ることができて大変有意義な時間を過ごせた。

有識者による補足説明

  • 製作された年は1988年。当時OVAは一部富裕層向けの娯楽製品であった
  • 当時ロボットといえばサンライズ1強
  • 庵野秀明初監督作品
    • 1話の脚本を見て庵野は激怒したが、2話以降の脚本を見て絶賛。監督をやることを決意する
  • ガイナックスとしては2作目
    • 赤字回収をすべく計画されたプロジェクト

第1話「ショック! 私とお姉様がパイロット!?」

開幕衝撃をうける。スーパーロボット大戦で聞きなれた「トップをねらえ! 〜Fly High〜」ではなくのりぴーがOP曲を歌っていたことを知る。
さらにロボットの名称がRX7であることを知りさらに衝撃をうける。喧嘩を売っているではないか。
さらにノリコの父親がルクシオン号の艦長という話でエクセリヲン以外の戦艦を知る。
コーチ登場。オオタコウイチロウ略してコーチ。等というギャグめいた紹介シーンなんてものはなかった。
若き日の若本ボイスに酔いしれる。お姉様でなくともこれは惚れてしまう。
イナズマキックはガンバスター固有の技ではないことを知る。しかも難易度が高そう。
JALが宇宙へ進出している。当時からすればJALが倒産するなど考えもしなかったことなのだろう。
毎回行われる講座とても役に立つ。

第2話「不敵! 天才少女の挑戦!!」

ユング登場回。ユングは存じていたがあまりの二重人格振りに驚愕する。特に説明もない。
ロシアではなくソビエト連邦ということで時代を感じるのであった。
タシロ艦長登場。スパロボシリーズでは激励を持っていることが多く重宝する艦長であり、エクセリヲンも大抵強い。
「ジャコビニ流星アタック」という名前は知っていたがシズラーブラック以外でも行うユング特有の技であることを知る。しかしどの辺が流星なのだろうか。
やはりパイロットの動きをトレースして操縦するロボットはいいものだ。
トップをねらえ!でよく聞くサイレン音初登場。スパロボαで初めて聞いた時からおっさんが叫んでいるものだとおもっていたので一応確認したがサイレンということだった。
BGMが最高である。既知の事実であったが原作で聞くのが一番よい。

第3話「初めてのときめき☆初めての出撃」

スミス・トーレン登場。当然知らない人物なので「誰こいつ」などと呟くが「ちゃんと見ていろ」と諭される。
ノリコとのペアにカズミは全然納得していないことも知る。スパロボでは登場時既に炎となっているためである。
スミスの咬ませ犬感は感じ取っていたがこれほどまでにノリコの心を支配していることになるとは正直思っていなかった。
ガンバスターのチラ見せである。ガンバスターの知識については持ち合わせていたので納得できたが、初見で顔だけ見せられた状態で4話の内容見せられても口ぽかんとなりそうなものだが。

第4話「発進!! 未完の最終兵器!」

ノリコが「ゲッターロボ」について言及する。スパロボ登場時のガンバスターの武装名称がゲッターロボの武装名称と似ているものが多いというのはスパロボ界隈でネタにされているが公式でも公認なのだろうか。
原作に登場する武装以外に「バスタートマホーク」「バスターホームラン」という武装もあり、とあるスパロボFアンソロジーコミックでは「バスターサンシャイン」などというものもあった(ストナーサンシャイン由来)
ノリコ覚醒である。気持ちの切り替えだけでなんとかなるということは既に操縦技術は身についていたということだったのであろうか。行間を読む必要がある。
イナーシャルキャンセラーは、スパロボではバリア扱いだがそれはバスターシールドの役目だ。
バスターコレダー(原作では武装名を呼称していなかった)実行時に叫ぶのはちゃんとした原作再現だということを知る。決してタカヤノリコが叫ぶキャラだと思っていたわけではない。
まだガンバスターは火であるが火の状態でもかなり強い

第5話「お願い!! 愛に時間を!」

当初4話で終わる予定だった(有識者談)
エルトリウム登場。エクセリヲン、ルクシオンに続く戦艦として覚えました。
キミコがどんどん赤木リツコに見えてくる現象。先にエヴァをみている弊害である。
個人的にトップをねらえ!で一番の名台詞「お前とアマノは一人一人では単なる火だが二人合わされば炎となる。炎となったガンバスターは、無敵だ!!」が登場。シーンも相まってかなり良い
ノリコが無神経なのは相変わらずである。もう呆れられているまである。
宇宙怪獣の規模が頭に入ってこなくなる。億単位の敵をイメージできない。
ここで挿入歌「トップをねらえ! 〜Fly High〜」が流れる。シーンも相まって反則並みに盛り上がる。
ガンバスターは常時ガイナ立ちだったが、ノリコもガイナ立ちを始める。
ダブルバスターコレダーは、両手両足からやっていたのだと知る。スパロボでもそうだったっけ?少なくともスパロボF時代は腕だけであった。
宇宙怪獣の挟み撃ち攻撃。スパロボで見ると滑稽だがこの大きさでやられると困る。

最終話「果てし無き、流れのはてに…」

白黒アニメとして作成された。予算の都合上という噂が流れていたがそんなことはなく庵野秀明が「最後の白黒アニメを作ろう」というコンセプトで作ったとのこと(有識者談)
ノリコとカズミの時間軸は異なるがノリコの気持ちの整理の早さはすごいと感じる。ここも行間を読むべきであろう。
ユングがシズラーに乗っているようだが活躍するシーンはほとんど見られなかったのが残念である。
戦闘シーンで音楽を流しながらダイジェストのように流す演出。良くも悪くも庵野秀明ぽいという印象。凄まじい激闘だから当事者からすれば一瞬の出来事に感じるということを伝える演出である(有識者談)
ユングの心中を察する。そんなことをさせるために私はバスターマシン2号を譲ったわけではないと

全体的な感想

昔のアニメ(アニメに限った話ではなくコンシューマゲームでもそのような要素はある)っぽく、あまり説明されずに視聴者脳内で補完させたりする部分が多く感じた。
これは説明すればいい作品になるというわけでもないので演出の1つのゴールでもある。という印象
庵野秀明xガイナックスらしさを感じられた。エヴァトップをねらえを見ただけでも感じられるのはすごいことなのだろう。(庵野らしさは個人的には気に入っている)

有識者の補足説明はかなりありがたかった。より楽しめたと思う。自分が作品を勧めるさいにはこういう立ち回りを心がけたい。

トップをねらえ!大変おもしろかった(KONAMI