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PSVita版Rewrite プラチナトロフィー取得 感想/レビュー

PSVita Review

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Key作品は実は結構プレイしており「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜 」「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」「リトルバスターズ!」「クドわふたー」プレイ済み。
本作は情報公開当初から「田中ロミオ」「竜騎士07」がシナリオライターということでKey作品としては異色のタイトルだ!として話題になっていたことが記憶に残っている。
「田中ロミオ」については「家族計画」「CROSS†CHANNEL」「最果てのイマ」のプレイを通じて、かつては私的シナリオライター4神と提唱していたほど好きなシナリオライターである。
「竜騎士07」については言わずもがな「ひぐらしのなく頃に」で有名。ひぐらしは全部プレイしたわけではないのでどこかでやり直さないとな。

システム

バックスキップで選択肢の内容まで選びなおすことができるのはかなり使いやすかった。
マッピーを使ったMAP探索はテキストのスキップと目的地優先の移動のボタンアサインが被っていたことが一番不便だった。
探索済みのマップで違う行動を取る場合に既読会話はスキップしたいが、探索ポイントはしっかり調べたい時会話が終わるタイミングでボタンを押してスキップを解除しないと目的にカーソル移動させられてしまう為。

シナリオの進行具合によってタイトル画面が変化するのはかなり良かった。
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シナリオ

ゲームスタート直後は、学園物のような始まりで卒業までに何かするんだろうなと思わせる演出でそう考えつつプレイを始めたが、
共通ルートの時点であまりにも登場人物達が気が狂っているのでこれは完全にフィクションの方向に舵を切ってる作品だという認識に改めた。
学園生活を送りながらオカ研を設立し活動を始めるまでは(瑚太郎の挙動に目を瞑れば)比較的ゆったり進行していくが、個別ルート分岐前の森の探索以後は急速に物語が進行して覚悟する暇もなく巻き込まれていく感じ。
基本的に真ルート(Terraルート)まで攻略すれば全ての伏線回収はされていると思うのだが、個人的には話が難しすぎて全てを理解出来ているかと言われると自信がない。
大筋は理解しているが細かい演出毎に持っているであろう役割を個別に理解しきれていないと感じている。
それがスッキリいい終わりだったとはなっていない原因なのかもしれない。

小鳥√

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ふわふわした言動から鋭いギャグまでこなすかなり好感度の高いヒロイン。
天然ぽく見せておいて実はとても頭の回るキャラクターでシナリオに深く絡んでいると考えていた。

小鳥ルートはよくわからないけどこれが悲しいということはわかる。という場面が多かった。
瑚太郎自身の事についてもそうだし、小鳥の使命や両親についてもそう。
それは小鳥が瑚太郎に淡々と現状を説明していく中に悲しみのエッセンスが含まれているからそう感じたのかもしれない。
エピローグも俺たちの戦いはこれからだ。で終わるので真ルートなどで続きがあることを期待していたけど何もなかったし少々残念。
結局なんで小鳥が瑚太郎の前に現れてない理由がわかってない。困った。

ちはや√

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一番好きなヒロイン。常にいかなる時もちはやの声が一番心地よかった。
深刻な空気を一発で吹き飛ばす力を持ったヒロイン。
このルートで悲しい立ち回りをするのは咲夜なので最後まで明るいちはやだったのが良かった。

ラスボスを倒してどう終わるかなと思ってるところ来るこういう演出大好き。

また明日から、違う道が始まると。
そう思っていた俺は。
刹那、絶望の中に叩きこまれた。

小鳥とは違って勢力間の争いに関わる為他のルートでもちはやの出番が多いのが個人的には嬉しかった。

ルチア√

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悲壮感は全ヒロインの中で断トツではないだろうか。
完全にルチアのプロジェクトに関わってた人物全員糞野郎だしルチア辛すぎる。
全ヒロインの中で一番イチャイチャできたルートだと思うけど、その行動の裏側にもルチアが抱える物が絡んでる事が多くて楽しんだ分後から悲しみとなって跳ね返ってくる。

あの状況でこのセリフをちはやの口から聞くことができて最高だった。

ちはや
「あなたを孤独にしないと瑚太郎に誓ってもらって、さらにこの上、何をねだってるんです!?
甘えてんですよあなたはッ!!」

西九条先生の良いキャラクターも多く見れてよかった。
最後のひまわりは卑怯すぎる。
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朱音√

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このセリフだけで朱音ルート入ったかいがあったよ。

朱音
「私のそばにいても何にもならないけど…それでいいのね?」

朱音はガイアと瑚太郎のどちらかを選択しなければならなくなった時、瑚太郎を選んでくれないだろうなという感じは薄々していた。
聖女の転生システムの結果という側面はあるけど、それがなくても会長は瑚太郎を選んでくれないような気がする。
そういう人だからこそより魅力的なんだよ。

人工来世側からしか現世の朱音がいた場所に行けなかった理由と、最後の終わり方が理解しきれていなくてスッキリしていない。

静流√

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静流のBGM「カーネーション」がすごい安らぐBGMで一番好きなBGM。
静流の「うん」の可愛さ。やばい。CGだけじゃ伝わらないからボイス聞いて!
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伏線の巻き方と伏線回収を効果的に行えていてシナリオ的によかったルート。
過去の回想をループしているかのような描写から自然に挿入してる点好き。
ただサンマに関してはどう考えても悪い結果に結びつくフラグにしか見えなかった。
iPodにボイスメッセージを残していたが静流は耳が...とか。
終着点が見えるまでに行う行動全てが伏線なんじゃないかと疑わなければいけないような。
全ヒロインのルートに共通して言えることだけどハッピーエンドってなかったよね。
みんなグッドエンドで終わる感じ。

MOON/Terra√

正直プレイしただけでは理解しきれず他の人の考察や感想を読んだ上でようやく一定の理解をすることができた。
その理解をした上でTerraルートの選択肢に篝火が宿っていることなどを見るとなるほどなと関心する。

一番大事なのはMOONルートの最後で語られた地球と月の関係。
月の篝が地球を救う可能性を探していて瑚太郎を地球に送り、瑚太郎は篝の為に奮闘する。
これがいまいち理解仕切れていなかったので最後もしっくりきていなかったのかなと。

ただやっぱり初回プレイでなるほど!という感じでスッキリ幕引きできる方が個人的には好み。
ハッピーエンドが少なかった作品。幾多の可能性の中でヒロインと結婚した時の話なども少し話として出ていたが
そういった様子などをもっと作中で描写してくれるとよかったなと思う。

Rewrite

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