大江戸BlackSmith 夕霧ルートクリア 感想/レビュー

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手元にある乙女ゲーを全部クリアしてしまったので本日はこちら。

余命少ない鍛冶屋が、残りの時間を風俗嬢に注ぎなんとか救い出そうとする話。
ダンジョンRPGがメインかと思いきやどちらかというと経営シミュレーション要素がメイン。

攻略可能なメインヒロインは3人で、物語序盤に誰を攻略するか選ぶことになる。
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その為、他のヒロインを攻略するにはほぼまるまるもう1周する必要がある。
周回引き継ぎも無い上、単純作業の繰り返しになるので夕霧ルートのみで終わる予定。

攻略するヒロイン選択後は10日ごとにヒロインの元に通う必要がありその為の費用を鍛冶で稼ぐ感じ。
期限までに訪れない事を3回やるとヒロイン攻略失敗となる。
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1周目は清花を攻略していたんだが3回やるとゲームオーバーになる事が頭になかったのでバッドエンド。
2周目で夕霧ルートをぎりぎりクリアした。

武具を作るためには素材が必要なので、素材をダンジョンで探して武具を作り売ってお金を稼ぐ。
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フィールド上に採掘ポイントがあるので、そこで鉱石を掘って持ち帰れば素材として利用可能。

RPG部分は完全に武具で強さが決まるのでレベル的な概念はなし。武具を強化してダンジョンのボス撃破を狙う。
武具の強化はタッチパネルを利用したミニゲームがありその評価によって真と極。2種類の状態に変化する。
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極の能力値が半端ないので武器を作っただけでは戦力にならず必ず強化して極にしてという感じ。

基本的なゲームの流れは素材集め->武具制作->販売->ヒロインに会いにいく。このサイクルを10日ごとにこなしていく。
ヒロインに会いに行く為の費用は上がっていき最初5000だったのが、最終的には90000くらいになっていたと思う。

経営シミュレーション部分は結構楽しめたがこれを最大365日こなすのはだんだん退屈になってくる。

そしてメインとも言えるヒロイン達との大人の遊びはタッチパネルで触ったり、擦ったり。
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夕霧ルートしか最後までやってないので他のヒロインは違うかもしれないが、シナリオが重いので素直に楽しめない部分もあった。
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金策とシナリオを乗り越えハッピーエンドが待っていると思いきや会話シーンもなくあっさり終わってしまうので哀しい。
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経営シミュレーションに特化するのと、ヒロインイベントの拡充、エピローグの実装、周回引き継ぎなどしてくれるともっと良かったかな。

[asin:B00M1M83ZY:detail]

MARGINAL#4 ROAD TO GALAXY プラチナトロフィー取得 感想/レビュー

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乙女ゲー強化週間ということで本日の乙女ゲーはこちら。

全く調べないで買ったのでプレイ開始後に気がついたが、どうやら「MARGINAL#4 IDOL OF SUPERNOVA」のファンディスク的な扱いのタイトルみたい。
リズムゲーム+おまけ程度のメインシナリオ+本当のおまけのボーナスシナリオという構成。

機会があれば「MARGINAL#4 IDOL OF SUPERNOVA」プレイしたい所だけど現時点ではなんとも。
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主人公は女性マネージャーで男性アイドルプロダクション「ピタゴラス」に所属するアイドルグループ「MARGINAL#4(マジフォー)」「LAGRANGE POINT(ラグポ)」「UNICORN Jr.(ユニコ)」いずれかをメインに担当してシナリオを進める。

本作スタート時点でほぼ全メンバーからの信頼を得ている状態なので特にいざこざもなく良い感じでシナリオは終わり。
ボーナスシナリオは全部で77つあるけどグループの枠を超えた交流がメインでいずれも短い。

メインの音ゲー部分に関しては4ボタン操作。
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長押しや同時押しなど一般的なシステムもありで難易度はそこそこ。
GALAXYという難易度が一番難しいはずだけど特に苦戦はしなかったので簡単な方だと思う。

メインシナリオやボーナスシナリオ解放条件にミッション達成が必要なのだが、同じ曲を何回もプレイする必要がありそれが退屈。
加えてシナリオ中は各曲共に2つの難易度の譜面(EASY&NORMAL or NORMAL&HARD)しかないので、例えば3回プレイするとなった場合に同じ難易度を2回やる必要があるのが残念。
難易度GALAXYはシナリオ外でしかできないし、ミッションの達成状況にも反映されないのが残念。

ただ、音ゲープレイ時に獲得できるポイントで、ボーナスシナリオを解禁できるので面倒な物はポイントで解決できる点は良かった。
音ゲーの部分は結構楽しめたので満足。
[asin:B06X986N6X:detail]

爽海バッカニアーズ! プラチナトロフィー取得 感想/レビュー

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乙女ゲー強化週間ということで本日の乙女ゲーはこちら。

冒険家を目指すリアンが港町の冒険者ギルドに登録すると仕事をするには船が必要だという。
船の調達を画策しているさなか力を貸すと海賊、海軍両方から勧誘を受ける。
リアンはどちらを選ぶのか。それとも...

主人公の名前は変更不可。

リアンはウィリアム・ドレイク(以下ドレイク)の娘であることがわかり最終的にはドレイクの宝を目指して小競り合いを繰り返すので必然的に戦闘パート、探索パートが多くなっていく。
その為、恋愛要素はかなり薄め。そもそも、男装している影響でジェイク、フレデリックには男と思われてるので尚更そういう展開に発展しにくい。(途中気づいてからはスムーズ)
そもそもリアンのCGもとても少ないし本当に冒険をメインにシナリオ書いたんじゃないかと思う。

作中でもクレイヴルートで出てくる本の感想を言い合う場面で

今回から急に女性の登場人物が増えたじゃないですか。
それで、恋愛要素が鼻についちゃって。

「海原と鷹」に読者が求めているのはやっぱり冒険の部分だと思うんですよ。

これを頭に入れながらこのシナリオ書いたんじゃないかと思うくらい。

リアンがドレイクの娘であることは物語終盤で明らかにされるのだが、プレイヤーに対しては露骨にアピールしてくるので何のサプライズでもない。
むしろドレイクの娘であることを最初からバラした状態でも面白かったんじゃないか?
そうなれば、ドレイクの娘に近づいてくる輩はたくさんいるだろうし、私はドレイクの娘である前にリアンだよ!リアンとして私を見てよ!みたいな展開もあったかもしれない。

前述の通りドレイクの宝の話が多くなるが、エミリオ、ディーンは他に因縁があり、レナードはそもそも海賊と海軍に頼らないルートでそれ以外の話があるので他ルートよりも良いかもしれない。

ただやはり全体的にはバークワース、オーガスタス、サディアスが敵っていう大前提は変わらないので少々残念。
バークワースルートあったらめちゃくちゃ面白そうじゃん。ドレイクの秘宝を手にして戦争をしかけていったり。
たまには羽目をはずしたルートも見てみたかった。

各ルートそんなに優劣はなかったんだけどキャラクターとしてはジェイクが好きかな。
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ただ19歳っていうのがどうも違和感が。もうちょっと年齢上のほうがより良かった。
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サブキャラだとフレデリックの弟達が可愛すぎたね。

少し独特なシステムとして、本編中で獲得した話題でキャラクターと会話できるシステムがあるがあまり効果的に使えてない感じ。
これなら選択肢と変わらないんじゃないかと。辞典ぽく海賊系の知識を教えてもらえたほうがよかったかも。

一番良かったのはシステムセーブのタイミングが常時なので、システムセーブされるタイミングを気にしてゲームやめたりしなくていいところ。
あとシナリオチャートがめちゃくちゃ便利。選択肢がどこにあるかもわかるしどっちを選んでルートをプレイしてたかもすぐわかる。
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あんまり乙女ゲーっぽさはなかったので男がやるのには向いているのかも。
[asin:B00JR0R6YC:detail]