なお、追加要素を含んだ「魔都紅色幽撃隊 DAYBREAK SPECIAL GIGS」がPS4,PS3,PSVitaで発売が決定している。「ジュヴナイル伝奇」シリーズの存在を知らずこの作品を通じて存在を知り、ファンが多くいることを知った。
作品のレビューを見ていると酷評が多くあまり期待しないでプレイしたが個人的には結構満足度は高い。
戦闘システム
想像以上にチープなデザインだった。
戦闘は簡単に言うと詰将棋のようなルールといえばいいだろうか。
姿の見えないゴーストに対して動きを読み敵が移動してくるであろう場所を攻撃する。
お金(ゲーム内通貨)を使うことでゴーストが侵入できないマスを生成することができ(破壊されることはある)
ゴーストの選択肢を少なくすることが可能。
分かってくると少しずつ楽しくなってくるが少ない説明しか無い状態でこの戦闘をやらされるとフラストレーションが溜まる。
敵の行動を予想して攻撃するわけだがなかなか最初は攻撃できずに一方的に殴られていた。
幸いフリーバトルやボードゲームなどで修練を詰むことはできるので育成さえすればシナリオ進行に詰まることはない。
詰将棋と違いある程度パターン性があるのでどんな相手でもほぼほぼ戦い方が変わらないことから
回数を重ねてくると戦闘に面白みがなくなってくるところを改善できればもっとよかった。
ボードゲームの方がビジュアル的に優れているしなかなか出来もよかったのでもう少し面白くすることはできたと思う。
シナリオ
1話毎にOP,EDムービーが挿入されテンポよくアニメを見ているような感覚でプレイでき非常に良い。
真相エンドを見る条件が設定されていて正しい選択肢、五感入力をする必要がある。
1つ1つの内容が薄いので追加要素が入った次回作ではこの辺りが改善できるともっと良い。
上記理由から全13話ではややボリューム不足感がある。
登場キャラクター過去の話や各霊の話をもっと深く知りたい。
キャラクター
告白イベントは山河だった確かに好きなキャラで結構訓練したんだけど普通に女キャラがよかったよ。
もう一人好きな男キャラは久伎。
深舟もだんだん可愛くなっていくから好きだけど最初のムスっとした感じも好きだな。
全体的に味わったことのない面白さがあってよかったがもう少しクオリティやボリュームがあると尚良い。
「ジュヴナイル伝奇」シリーズ過去作も機会があったら触ってみようかな。と思えるような作品だった。