最後に何か、ぼくに言っておきたいことはないかい?
新本格魔法少女りすか第二巻。
そして重要なのは――「敵の敵」とは、決して味方ではない、ということである
創貴とりすかがディスクを集めるという話の続き。
そこで水倉神檎と敵対するツナギとの話がメイン。
ツナギはこれからメインとして扱われて行くキャラクターなのですが
この時点ではそんな感じはしませんでしたね。普通のボスキャラクターという感じ。
維新作品での普通のボスキャラクターという時点で個性がぶっ飛んでいるのは間違いないんですが。
新本格魔法少女りすかの印象としては、伏線はあまりはらずに謎を解いて行くという感じ。
ツナギとの話が終わった後に魔眼遣いであるところの人飼無縁の話で、読み手に解答を見つけさせるなら
能力についての考察をいれて答えに近づいて行くってことをするとおもうんだけど
それはなくて創貴がズバッと答えを言う感じ。
しっかし人飼無縁はなんていうかお約束でしたな
「い、いい気になるなよ……人間!我輩に勝ったくらいでいい気になってんじゃないぞお! わ、我輩は! 我輩は『六人の魔法使い』の中では一番の下っ端! 言うならば雑魚! 我輩などに勝ったところで何の自慢にもならんわ!」
折口きずなさんの話もおもしろかったですね。
ツナギの過去とらへんの話がちらっとでたのでそのへんが楽しみです。