Vita版天使憑きの少女 感想

「天使憑きの少女」はNailから2006年に発売されたR18ゲーム。その移植全年齢版。
ちなみにPSVita以外にiOSでもリリースされている。
https://itunes.apple.com/jp/app/tian-shi-pingkino-shao-nu/id318571128?mt=8&uo=4&at=11lmWx

天使やキリスト教に関連した描写が強く印象に残る作品だが
本質は心臓移植に関わる医師、ドナー、患者及び患者の家族を
奇跡を交えながら伝えているという感じだろうか。

シナリオについて
物語終盤、真理愛が眠り姫に接触して眠り姫が望んだ奇跡を知ってからエンデイングまでトントン拍子で進むのに少し違和感が。
誰かを愛し続けること。を臓器移植を望むことにどうしてもすっきり繋げられない。
言われてみればそういう解釈もできるかもしれないが作中ではガブリエルとサマエルが真理愛をうまく誘導したような感じがする。

天使は天使の目的の為に奇跡を実現させようとしていると思っていたけどそうじゃなかったしなあ。


登場キャラクターの中では輝明が一番好きなので第三章が一番好き。
加えて輝明と一緒にいる時の絵里香がとても好きなのでこの二人が一緒になるルートが好み。
絵里香は生徒会室でのやりとりでもう好きになってしまったのだが一番やばいのはここ。
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公園での輝明もかっこよかったけど会長のほうが一枚も二枚も上手でしたな。

原作のサブタイトル「Related with Present for you」はNailの処女作「Present for you」とみて間違いないだろうから「Present for you」やる。これもVita移植されており且つ購入済み。
原作のタイトルみるまで関連があるとはおもっていなかったのよ…