本作はPSVitaで発売された「Code:Realize ~創世の姫君~」と「Code:Realize ~祝福の未来~」を1本にまとめたPS4移植版。
前者が本編で後者が各キャラのトゥルーエンド後のエピソードとギャング、ショルメ、フィーネスルートが収録されたファンディスクとなっている。
Code:Realize ~創世の姫君~
主人公の名前変更は可能。
主人公のカルディアは直近2年間の記憶しかなく、加えて常に屋敷にいて人との交流がなかった為コミュニケーション能力に乏しい。
物語開始直後が顕著で感情表現が乏しく乙女ゲーム主人公では珍しいのではないだろうか?
物語が進みルパン一味との交流のおかげでどんどん女の子らしくなっていく様は微笑ましい。
だが、個人的に感情表現が乏しい時のカルディアが結構好みだったので少々複雑な気持ちも。
どのルートでもルパン一味が仲違いすることなく最終的には皆協力してくれるシナリオ設計はとても良かった。
ヴィクトリア登場あたりまではよかったのだが、イデアのインパクトが強すぎるというか、未来を予知できる預言者がいきなり現れて何か言い始めた感がすごかった。
サンを最後(ルパンを除く)に攻略した影響もあるかもしれないが。
全体的なクオリティは高めだと思う。
ルパンとレオンハルトのやりとりはルパン三世と銭形のとっつぁんを意識してるよね?w
Code:Realize ~祝福の未来~
タイトル画面のカルディアちゃんかわいすぎる。
本編攻略キャラのアフターストーリーに関してはボリュームが少なすぎるので本当におまけ程度。
ただ、皆ホロロギウムの毒事情が解決するので本編で見れなかったイチャイチャが見れるのは良い。
ヴァンだけは都合があるんでとりあえず解毒しました感がすごかったけど。
ショルメルートがとても好き。
モリアーティがとてもインパクト強い(本編のヴァンルートでわかっていたとはいえ)けど最後の解毒薬探すシーンがめちゃ好き。
好きだけどけどむかつく!むかつくから好き。結局全部モリアーティの功績じゃないか!
私は、とある人間といったはずだ
そう言ったのに、カルディア君を
選択肢から排除したとするならば……
それは君自身が無意識のうちに
彼女を人ではない、ただの怪物だと
認識していた……という証明ではないかね
おまけは、ドラちゃんのショートストーリーですがこれもおまけ中のおまけという感じ。
ドラちゃんルートあってもよかったんじゃないかな。