ロストスフィア プラチナトロフィー取得 感想/レビュー

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はじめに

PS4のスタンバイモードはかなり重宝していてゲームを中断する時もゲーム内のセーブではなくスタンバイモードにして中断することが結構多い。
スタンバイモードに関して本作で始めて遭遇した事象について記載しておきたい。
本作はエリア移動の際にローディングが入るのだが、ゲームプレイ当初ロードに関して気にならなかった。
だが、ゲーム終盤どうにもローディングの時間が長くかなり気になってしまう状態になった。

最初は、ゲームが進行するにつれ重くなるのか?など無茶な理由でお茶を濁していたが、
ふと経験則から再起動すれば速くなるのではと考えずっと起動し続けていたロストスフィアのアプリケーションを一旦終了してみた。
そして起動するとロードが明らかに速くなった。これは体感なので正確な時間等は図っていないが明らかに速い。

以上のことから、スタンバイモードを用いてずっとロストスフィアをプレイし続けることは推奨しない。

プラチナトロフィー

バージョンアップにて追加ダンジョンが実装され、これまで取り返しが付かない要素だったものが取り返しがつくようになった様子。
例えば一部ボスしか仕様してこない「コッコー」の状態異常になるトロフィーの取得などは追加ダンジョンで回収可能だった。

確認する限りでは「コッコー」以外は全部後で回収することができるので気にせず進めて良い。

なお、取得時のデータを参考までに。
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感想

前作「いけにえと雪のセツナ」から大きく変わった点として挙げられるのは

  • 戦闘の難易度設定
  • どこでもセーブ可能なクイックセーブ機能
  • 戦闘中に自由に移動ができるように
システム

戦闘に関してはテンポこそ悪くなるものの戦略性が増したので戦闘の退屈さは少し軽減された。
ただ、倒した時に爆発する敵は許さん。

クイックセーブについてはPS4のスタンバイモードが使えない状況だったならかなり重宝したと思うけど、すぐスタンバイを使ってしまうので。
ただ、上述の通りたまにはアプリケーションの終了を推奨。

前作に登場していた、飛行艇操船技師「アマツ」らしき人物が登場しているので前作と繋がりが少なからずあるとは思うが、
刹那システムの名称などはそのままなのでなぜその用語になったのか?と本作からプレイすると思いそうだけど。

機装に関してはEN制限がかなり厳しく感じる。頻繁に回復する想定なのだろうか。
このシリーズには長いダンジョンのような物は存在しないので問題ないのかもしれないがもっと機装でブイブイ言わせたかった。

シナリオ

カナタが終始聖人過ぎて話が何も入ってこない感覚があった。
特に序盤は帝国を始めとする大人の悪い部分をこれでもかと見せつけてくるけどカナタはそれを全部受け止めて包み込むような対応をずっとするので。
生い立ち的に聖人みたいな立場といっても過言ではない気はするけど人格がここまで綺麗に形成されるのか?
あとは、デフォルメグラフィックを見るとすごい幼いイメージを持っていたけどカナタもルミナもロックも中身は結構しっかりしてるのは意外だった。

前作にもあった話ではあるけど名前ネタ「ルミナ」はルナにかけてるよね。まあそれに注目したのは月の話されはじめてからだけど。

本編クリア前にスタッフロールを流してこれで終わりなの?みたいな雰囲気を出した後にまだ戦いは終わってない演出はいい構成だと思うけど、
もうちょっといい持っていきかたあったのでは。せっかく良い演出だったのに活かしきれてない感じ。

最後までプレイしてみて心に残ったことはこの話に機装ってそんなに必要だった?

まとめ

前作は古き良きJRPGを目指していたのでゴールがあったけど、本作はどこに向かっていたのか?何がやりたかったのかがあまり伝わってこず。
でも前作よりは色々な面で改善が見られシステム面ではかなり進歩していると感じる。

もっとTokyo RPG Factoryの作品には触れていきたい。期待を込めて。
新作「鬼ノ哭ク邦」楽しみにしています。

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