PSVitaのロンチタイトルである真・三國無双NEXTの感想です。
PSVitaのCMでネガティブキャンペーンとも思える販促活動をしていたのが話題だったような
無双的な部分
無双シリーズとしては偶数ナンバリングレベル(三國無双2,4,6は良作)の良作と評価していいと思います。
無双シリーズに期待している部分は大方達成していると思います。
大きいところとして体力ゲージがなくなりました。FPSでよく見るダメージを受けると画面が赤くなっていくやつになりました。
あと時間経過で体力回復するという点も同じです。
不足している点は爽快感。これはPSVitaのスペックの問題もあるので携帯機にそこまで求めるのは酷ですが
敵兵士が一度に描画される数が少ないため一気に敵をなぎ払う感覚があまり味わえません。
描画されていないだけでその場に敵はいるので、倒して数を減らすとでてくるという感じでちまちま倒している感覚になってしまうことがありました。
あと、後述するVita的な要素の出現によりすごいテンポが悪くなったと感じます。
モードはたくさんありますが、基本的に領地を占領して、本陣を叩くというスタイルは一緒なので結構作業感がでますね。
まあこれは無双に求めている物でも有ると思うのでこれはこれでいいのではないかと。
武将カードや争覇モードの配偶者、義兄弟などをコンプすることを考えると50時間くらいはかかるんじゃないでしょうか。
ストーリーモード全部で20時間くらいはかかると思うのでそう考えると結構作業時間は長いですね。
自分は30時間くらいで投げ出してます。争覇モードの作業ゲーはとても辛いので。
Vita的な部分
PSVitaのロンチタイトルということでVitaのハードウェア要素を使った動作がいくつもあります。
まず従来の無双乱舞に加えて神速乱舞というタッチパネルやシェイクなどを使う乱舞が登場
これはキャラクター毎に幾つかタイプがあって動作が異なります
幸い無双乱舞が削除されておらず残っていたので事なきを得ましたが、もし神速乱舞のみ実装だったら体力を結構使うゲームですね。
あと外でやると明らかにおかしい動きをしないといけないのでもはや罰ゲームです。
あとアクシデンタルバトルというこれもタッチパネルを用いた要素があります。
敵兵士が攻撃してくるのをタッチパネル用いて防ぐというイベントバトル。
これは明らかに爽快感が無いテンポを悪くする要素だと思うので多発させるのは嫌いです。
一騎打ちシステムも導入されました。これもタッチパネルを用いて戦います。
その戦場の大将や関羽、張遼、張飛などの強力な武将で発生することが多いです。
一騎打ち中に鍔迫り合いが発生すると音ゲーちっくなミニゲームが始まりこれに勝つと大ダメージを与えることができます。
実は結構一騎打ちシステムが厄介なところです。初使用の武将だったりすると相手との戦力差が結構あってより辛くなりますね。
相手との構えとのじゃんけんになるのですが慣れるまではがんばりましょう。ちなみに俺はこうしてました。
相手の動作 | 対応策 |
溜め動作 | 2回切る(3回やるとガードされる可能性がありカウンターを食らう |
ガード | 溜め攻撃 |
直立 | 攻撃(何も構えて無い時はリスク少ないので斬る) |
溜め動作で崩した後は、3回斬れて、フリックで崩した後は4回斬れて、鍔迫り合いに勝つと6回斬れる。そんな風にやってましたね。
ちなみに一騎打ちで負けても一騎打ちからリトライができるのでそこだけが救いです。
一騎打ちに入る時の体力は戦場でのものが引き継がれるので回復してから挑みましょう。
Vitaがネットワークにつながっていると演舞モードや争覇モードで通信を行なって他ユーザーとの対戦が発生します。
面倒な割にリターンが少ないのでこれも嫌い
(オプションでオフにすることはできます)
総括
PSVitaのロンチタイトルとしてまた、無双シリーズとしては結構良作の部類なんじゃないでしょうか。
Vita的な要素についてはあんまりよくなかったですが、いつもの無双に多少のスパイスいれたとでも思えば