数学力王 初級 中1レベル 感想

昨今ゲーミフィケーションが流行している認識ですが一番いいのはゲーム自体が日常生活のさまざまな要素に適合していくことだと思っています。
数学力王に限らずネクレボシリーズはそういう挑戦をしているシリーズだと思うので個人的に応援しています。

数学力王は問題を解いていくタイプの学習スタイルなので紙媒体だと計算ドリルに該当するタイプだと思います。
やっていて一番感じたのは計算スペースの必要性です。僕自身の話なので他の人、現代では異なるかもしれませんが2桁同士の乗算や、分数が含まれた方程式などは途中計算過程を空欄などに書き答えを導き出していました。
数学力王ではその仕組みがないので必要であれば別途紙などを用意する必要があります。これはかなりマイナスでした。
PSVitaはせっかくタッチパネルを搭載しているので上手く使ってそういうのを実装できていればもっとよかったです。

次にゲーム性について。数学力王は問題を解いて正解した時にポイントが獲得でき、獲得したポイント分だけ先に進めて最終的に日本一周しよう!というゲームです。
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まず、都市についたところで何も起きないので(特定のマスでトロフィーがもらえるくらい)モチベーションが上がる要素がないです。
加えて単元毎に問題数が異なるのですが問題数が多くても少なくても1単元で獲得できるポイントは同じことがムカつきました。
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たくさん問題を解いた方が損をするんですよ。問題数の少ない単元を周回するほうがよっぽど効率がいいのです。
大変な物ほど報酬は高くないとモチベーション上がらないですよね。こういったゲームバランスの面をもう少し強くなってくれるともっと楽しく勉強できると思います。

最後になりますが扇の面積の求め方を覚えておらず1問も解けませんでした;;中心角...