この日々が、ずっとずっと続きますように
「グリザイアの果実」コンプリート。プレイ時間は20時間くらいだった。
実は購入当初まだ「グリザイアの果実」について何も知らない時にメインヒロインは「天音」と「由美子」の二人かなって予想をしていたんだ。
ここでいうメインヒロインはいわゆる真ヒロインと呼ぶべき存在で他のヒロインとは一線を画する扱いをされるヒロインである。
よく丸戸がその手法を用いて来るのだがヒロインの話だけではなく作品自体の風呂敷を畳む役割をもったヒロインである。
結果としてその予想は当たってなかったんだけどそれはそれでおもしろいからいい。
「グリザイアの果実」のルート分岐は各ヒロイン毎にルートに入るか否かの選択肢が用意されていてルートに入らなければ次のヒロインの選択肢がでてくるといった感じなので必然的に順番が発生してしまう。
「グリザイアの果実」の場合はこんな順番。最近俺がやったタイトルだと「シュタインズ・ゲート」とか「ロボティクス・ノーツ」もこんな感じの選択肢だなあ。
- 蒔菜ルート選択肢
- 天音ルート選択肢
- 幸ルート選択肢
- みちるルート選択肢
- 由美子ルート選択肢
順番から考えると由美子が最後なので特別なヒロインは由美子だったかとおもった。
よく考えてみると舞台である美浜学園の設立に由美子父が絡んでいるのでなるほどな。と思ったんだが結果からいうと他のヒロインと同じ扱いだった。
グリザイア3部作であることが既にわかっているのでなるほどな。と思えるが本作だけで考えると少し物足りない部分があったなというのが素直な感想。
由美子父との決着がついた後にまた「…だが俺は、幸せを語る由美子の顔に、僅かに陰がある事を察していた。」といったようなフラグを立ててきてまだ終わりじゃない!とはしゃいだがあっさり終わってしまった。
エンディング後にも特になにもなかったな。
次回作既に確定している状態での移植だから欲を言えばWHITEALBUM2みたいな予告編PVがあるとテンションあがったなーとか思った。
俺は原作未プレイだから純粋に楽しかったけど追加要素はない。という話を見かけたので既にプレイ済みの人が楽しめる新要素が少しはあってもよかったんじゃないかな。
文句ばかり言っている気がするが普通におもしろかった。次回作の移植にも期待したい。
由美子ルートでちょっと笑ってしまったんだがこの雄二の立ち方はうけたなあ。
一番好きなヒロインは天音。蒔菜の語尾真似してる時かわいかったあ。あと京都弁の時もかわE
あとはジト目シーンが多くて俺得だった。ジト目スキーにはオススメや