TVアニメ「ノーゲーム・ノーライフ」視聴した

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アニメ有識者の友人からずっとオススメされていた作品だがようやく見終わった。

まず、【十の盟約】に関してアニメ見ながら書き写しただけなのでミスあるかもしれないが、

  • 一つ この世界におけるあらゆる殺生、戦争、略奪を禁ずる
  • 二つ 争いは全てゲームによる勝敗で解決するものとする
  • 三つ ゲームには、相互が対等と判断したものを賭けて行われる
  • 四つ 三に反しない限り、ゲーム内容、賭けるものは一切を問わない
  • 五つ ゲーム内容は、挑まれたほうが決定権を有する
  • 六つ 盟約に誓って行われた賭けは絶対遵守される
  • 七つ 集団における争いは全権代理者をたてるものとする
  • 八つ ゲーム中の不正発覚は敗北と見なす
  • 九つ 以上をもって神の名のもと絶対不変のルールとする
  • 十つ みんな仲良くプレイしましょう

まず、ふんだんに盛り込まれたパロディと突き抜けたギャグ演出は非常に面白かったし楽しめた。
基本的にシリアスかギャグかの二択の場合ほとんどギャグだったな。逆に真面目にやるしかないところはちゃんと真面目にやるんだが。
白が無表情キャラなのを補う意味も込めているのかどうかは知らないが、空がかなりはっちゃけてて飽きなかったな。

タイトルの通り基本的にはゲームを行う機会が多いのだが、空がプレイヤーにいる場合はスピード感ある理論の展開を行い華麗に勝つ展開が多かった。
それはそれですげえ理論だな。と感心したものだが第9話でその図式が崩れる。
シナリオ的に空がクラミー対してある特殊な勝負を挑んでいてあたかも空が消失してしまったかのような部分。
これまで知能戦を担当していた空がいなくなったことにより、視聴者にも展開を予想する時間が与えられた。
視聴者にも白と共に頭を使って考えさせる為の策。という風に個人的には感じた。

ちなみに、第2話で空と白が一定距離以上離れるとおかしくなる?という演出があったので
そもそも自分の場合は空が一定距離以内にはいるということは予想できていたのでやっぱりいた!という感じだった。

シナリオ的にまだまだ第一部完。という感じだったのでアニメ2期にも期待したいし機会があれば原作にも手を出したい。

キャラクター的には空が断トツ。女性陣でいうとジブリールが好きかな。
空は松岡くんが声優だったんだけどその点でかなり得をした。
こういう系統のキャラクターで松岡くんと言えばソードアート・オンラインのキリトが思い出されるけど俺の場合はティアーズ・トゥ・ティアラ2のハミルカルだった。
特に第4話あたりまでのイマニティ国王あたりまで部分ではハミルと重なる部分が多かったので勝手に盛り上がっていた。
ああいう演説をするようなキャラクターはやっぱり映えるね。
そういった点では俺得なアニメだった。

友人が勧めて来た理由はなんとなくわかるかな。良アニメだった。