恋愛リベンジ 感想/レビュー

初めて見た時トモセシュンサク氏の絵だと思っていたんだけど、別の方だった。

主人公はとある女性から告白されたが、それが罰ゲームによる告白だったことを告げられる。
それが原因で女性に近づくことさえ苦しくなる女性恐怖症になった。

そんな中、主人公の生活する都市で恋愛指定都市化計画が実行される。

学園生活を送る中で徐々に女性恐怖症が改善していくが、そもそも原因となったシーンの描写に深刻さがほとんど感じられず、これくらいで女性恐怖症になってしまったのか...という印象が最後まで拭えず。

そもそも登場人物はほとんど女性だが、何故か(レン姉は原因がわかるが)女性恐怖症の対象ではない人物もおり、その基準も曖昧(女性として扱わなければいい?)なので女性恐怖症の設定がどんどん薄れていってしまったように感じる。

加えて女装してる間は女性の気持ちがわかるようになり、女性恐怖症でなくなる?などもかなり無理があったように感じるが。
女装姿がかわいいのはいいと思う。

共通ルートが大部分で個別ルートはボリューム少なめ。

鈴√

鈴のお姉ちゃんが女性恐怖症の原因と判明するが、実は悪い子ではなくと釈明。
こんなことまでするならお姉ちゃんルートを用意してもらうほうがよかった。

ほのか√

あまり救いがないルート。どうしてこうなってしまったのか。
ほのかと鈴の仲直りが主だがほのかが折れれば終わってしまう話であるし。

リエル√

あやめさん(男)立ち絵は最後までなかったけどイベントCGあってよかった!嬉しい!
リエルがゆきくん助けてくれる理由が一番知りたかったけど、社長になった後だし、ある日ネットで偶然見つけたとは。

恋歌√

気軽に事故らせるんじゃない!
せっかく恋名の記憶が残ったのに活かされる場面が少なすぎて...

色々と勿体無い作品。