PS4 レジェンダリー フィッシング 感想

以前こんなことを発言したけど、Ubisoftがレジェンダリー フィッシングのローカライズ版を日本で発売してくれた。
ありがとうUBI。
だが、どうやらパッケージ版が存在するのはSwitchのみでPS4版はダウンロード専売の様子。

Amazon.co.jpで購入できるPS4版は北米版のみ。

まだ購入は先の予定だったのだが、機会に恵まれ欧州版をプレイすることができ、一通りクリアしたので感想等。
なお、初の欧州版プレイだったのだが日本のPS4Proで難なくプレイすることができた。

欧州版をプレイしたので当然ゲーム内の言語はすべて英語だが釣り用語にある程度精通していれば何ら苦労はない。
例えば、RodやReelから始まり、ShallowやBottomあとはルアーの名称くらいわかれば全部理解できたようなもの。

どのようなゲームかと一言で伝えるならば「ゲットバス」のようなゲーム性といえばよいだろうか。
設けられた制限時間内に定められた目標(重量や匹数)の達成を目指すというもの。

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特徴的ななのはファイト中の画面にサークルが表示され、サークルの中央に捉えている間はより多く引き寄せられる。
他の釣りゲームでもよく魚の動きに合わせてロッドを振ることを求められるが、この方式であれば直感的に理解できると思う。

ちなみに、このゲームではルアーフィッシングとフライフィッシングが可能。

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釣り場は全部で10つ用意されていて、季節ごとに2つずつミッションが用意されている為合計80。
季節は6回ミッションを行うと次の季節に移り変わる。
最初は自由に季節を選択することができないが、合計3周季節が回ると自由に季節を変更できるようになる。
正直最後まで季節の選択ができなかったらかなりだるいと思ったので一安心。

ミッションをクリアするとXPを獲得することができ、XPが貯まるとアングラーレベルが上がっていき新たな釣具が使用できるようになったり、レジェンダリーフィッシュがアンロックされる。
レジェンダリーフィッシュを釣り上げることがトロフィーの獲得条件にもなっている。

全てのミッションを終わった段階では全てのアンロック要素を解除するに至らずクリアしやすいミッションを周回する必要があった。
たくさんお世話になったアリゲーターガーはありがとうな。
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2匹で15000gのミッションをうまく行けばガー1匹で達成できるので効率がよかった。

感想

アーケードスタイルのゲームだとミッションに沿った獲物以外を釣っている時間がほとんど用意されていない。
そのため、ミッション条件以外の獲物が食いつかないように気を配る必要があるし、または重量の多い魚を狙うことが多くなる。
できれば、どんな魚であっても魚を釣り上げることがマイナスに働くような要素がない方が個人的には嬉しい。
例えばこういったゲームスタイルであれば、対象魚以外でも釣り上げれば制限時間が増加するなどといった報酬が与えられたほうが自分好み。
本来釣りをして魚を釣り上げるってことはとても嬉しい事だと思うのでなんとか反映させてほしい。

自分が求めるものとこのゲームが目指したところが別っていう説はあって、求めているようなリアル志向の釣りシミュレーターゲームも海外では発売されているようなので今後試していこうと思う。

魚種が結構豊富なのは良かった。ブラックバス、トラウトを始めチョウザメやノーザンパイクまで。
どうしてもゲーム性の高いブラックバス主体で構成されることが多いので魚種が多いのは歓迎。

あとはルアーフィッシングの場合キャスティングした場所からルアーを引き寄せていくことになるが、魚影がキャスティング地点にしかいないことが多く巻いている途中に食いついてくるといったことがないのは悲しい。
せっかく水中が見えるので巻いている途中でリアクションバイトする魚が見れるのもいいと思うし、プレイヤーが予期しない場面でいきなり食いついてくれば驚きと喜びも味わえると思う。
そしてその場合はミッション達成条件に対して有利に働くような魚が食いついてくるべきである。

久々の釣りゲームだったので非常に楽しめた感覚がある。次にやるタイトルはいくつか候補があるので引き続き書いていく予定。