催眠術のかけ方 読了

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催眠は自己コントロール不可能なものには役に立ちますが、自己コントロール可能なものが関与していると、その分だけ威力を発揮しないのです。言い方を換えると、甘えは催眠ではどうにもなりません。

目次

  • 第一章 潜在意識との対話
  • 第二章 催眠術師への道
  • 第三章 催眠術ショーの舞台裏
  • 第四章 催眠術の極意
  • 第五章 セックスinトランス
  • 第六章 療法としての催眠誘導

まえがきに「催眠術を習得するということは車の運転を覚えることと似ています。そのために勉強と実践が必要なのです。」とあるのですがまず実践すべき事は第一章と第二章の内容でしょう。

催眠術云々は別としてもコミュニケーションを取る上で大事な要素が詰まっており非常に為になります。
催眠術が特殊な技術ではなくコミュニケーションの延長線上に構築されている物だということがよくわかります。
そして第一章、第二章に書かれていることを男性が異性に対してできるように慣れば間違いなく彼女ができるでしょう。
モテる男の会話術と大差無いように感じました。いきなりこんなことができるのなら苦労はしません。

第三章以降は実践的な手法が具体例を交えながら紹介されているのですがこれを明日から試してみようとはならないですね。
上達には実践が必要だがリスクも大きいので誘導者である自分自身の不安がまず拭えないです。

第一章、第二章を意識して取り組んでいくと有意義だと思います。