ショーン・ホワイト スケートボード クリア 感想/レビュー

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実在するショーン・ホワイトを題材としたタイトル。
自分はスノーボードでの活躍しか知らなかったがスケートボードでも実際に活躍しているみたい。

実在の人物を扱いタイトルでは珍しくショーン・ホワイトを讃えたりするのではなくスケートボードが有害でショーン・ホワイトが逮捕されたという世界観設定。
スケートボードを操る主人公でショーン・ホワイトを助け出すのが本ゲームの最終的な目的となっている。
このスケートボードを有害とするミニストリーが世界を支配している世界観設定がかなり面白くローディング画面でもその片鱗が感じられると思う。
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ローディング画面が印象に残っているのは表示が独特だったというのもあるのだがロード時間が長すぎる一面もある...
シーンが変わる際のロードもそうだが、ゲームプレイ中にマップの描画が間に合わず画面外に落下してしまうケースにも何度か遭遇した。
本タイトルではトリックを決めたあとコンボゲージ(フロー)が溜まっていくのだが、上記のクラッシュすると0に戻されてしまうので上記ケースに遭遇した場合ももちろん0になるのが非常につらかった。

ストーリーモードが非常に楽しかった。テクニック面で求められる難度は当然上がっていくのだが上がり方が緩やかだしテクニック以外の要素でも補完できるように設計されている印象が強かった。
なにより長い距離をグラインドできるのが非常に楽しい。
一部難しいミッションがあったが回数をこなしてパターンをつかめば何とか。具体的には飛行船を破壊しろとかルートを見つける必要があるやつ。

トリックの部分だとトランスファーがフロントフリップに化けるのが少々辛かったがそれ以外は問題なかった。

スケートボードの他シリーズにはない楽しさがあるタイトルだったように思う。