Fate/stay night Realta Nua 桜ルート感想

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間桐桜は大正義メインヒロインでしたわ。異論は認める

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プラチナトロフィー取得
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プレイ時間は38時間程。タイガー道場の回収はそれほど大変ではなかったが、全シナリオの読破が好感度調整の必要もあり結構めんどうだった。

桜ルート

OPムービー

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PSVitaの売りは新規追加された各ルート毎のOPムービーであるということは前回も触れている。
桜ルートのOPムービーは、セイバールート、凛ルートとはテーマソングが異なり、ムービーもほかルートの使い回しカットのない物になっている。
師匠に話してみたら、桜ルートはまだ映像化されてないからスタッフが不憫に思ったんじゃないかなあ。とのこと
さすがufotableというOPムービーで素晴らしいのだが、不満点を2点上げる。

1.遠坂ルートのOPムービーもうちょっと特別感がほしかった

遠坂ルートのOPムービーは、セイバールートのOPムービーの前半とサビ部分が遠坂ルートの内容に差し替わっている。
他のシーン。例えば、衛宮邸で桜がくるくる回ってるところとか、教会で言峰綺礼がバッ!って腕を広げるところなどはそのままだ。
テーマソングの曲調がアレンジされており、セイバールートのOPムービーとはまた違ったよさがあるのだけど桜ルートと比べてしまうとどうもなあ。

もう少し特別感がでているとなお良かったと感じる。十分良かったんだけどね。

2.既プレイ者最適化?

桜ルートの内容をダイジェストでなぞっていくようなOPムービーになっている。
だが、シナリオの核を見せすぎている。実際に桜ルートプレイしている時、答え合わせしている気分だった。
ムービー内で得た情報がなければもう少し伏線に踊らされていたかもしれない。
プレイ後に見ると、要点がまとまっていて戦闘シーンも非常に盛り上がるんだけどもうちょっと伏線ぽくやれなかっただろうか。

いつか冬が過ぎて。新しい春になったら、二人で櫻を見に行こう

アニメ Fate/Zeroを先に見ていたのはかなり失敗だったな。間桐臓硯や、凛と桜の関係などは知っていたのでその分楽しみが減った。

桜のエロいイベントとかの描写は結構好きだったが基本ヤンデレ成分が強いので、やっぱり遠坂のほうが好きやね。

アサシンが佐々木小次郎の中から出てくるところよく理解できてない。
佐々木小次郎が階段の下から何か来るって発言後、身体の中からアサシンがでてくるんだけど、よくわからん。

第二魔法、第三魔法のところに関しては表面上だけ知ってればよさそう。もっと深いところにネタが埋まってるようなきもするのだけど。
宝石剣ゼルレッチで、並行世界の大空洞にアクセスして魔力を行使するなんていうのは遠坂が使う前に推測できる情報転がってたかな。並行世界の話そんなにプッシュされていなかったと思うんだが。
なるほど!とは思ったけどご都合主義がすぎる。

桜の伏線は、わかるように誘導されている感があって少し残念であった。もう少し楽しみたかった。

「くそ、どうしてもっと早く気付かなかった……!」

プレイしてて、こういう描写がすごい好きなんだなあと再認識した。


一番よかったのは遠坂が桜を抱きしめて話してるところでここのボイス聞いてると泣きそうになる。声の感じとかがもうね

「桜の事が好きだし。いつも見ていたし、いつも笑っていてほしかったし。
……うん。わたしが辛ければ辛いほど、アンタは楽できてるんだって信じたかった。
それだけで――苦しいなんて、思う暇すらなかったんだから」

エピローグで、遠坂が衛宮邸行った時にしれっとライダーが出てきた時は吹いた。
士郎の結末に関して濁しながらやきもきさせるあたりきのこ先生は楽しんでそうだなあって。
黒髪ロングもいいけどやっぱりツインテだと思うのですよ遠坂は。

バッドエンド?ではあるのだけどセイバーvs士郎。恐らくセイバーと士郎が戦ったのはゲーム中これだけ。
専用BGMまであって投影もいままでになく気合入ってるのにあの枠でやっちゃうかあ。ちょっと残念


良いゲームだった。