モバイル回線を楽天モバイルに切り替えた

これまで、所謂格安SIMを使ったことがなかったのだが今回ソフトバンク回線から楽天モバイルにMNPして数ヶ月経った。
最近話題の楽天自社回線ではなくドコモのMVNO回線を契約した。

そもそも、キャリア回線を利用していたのは端末を割賦契約(キャンペーンを適用してより安く端末を入手する為)で購入するためというのが目的で、
新しい端末でなくても良い状態になればいつでも格安SIMに切り替えようと考えていた。
現在利用している端末はiPhone 8だが、iPhone X以降は搭載されなくなったTouch IDがかなり便利だしスペック面もグラブルマルチでたまに重い(リロれば解消)くらいなので、
現代では十数万する新しい端末を入手する動機としては弱いかな?と考えiPhone 8を継続利用することにした。
バッテリー残量だけは心配だが、モバイルバッテリーを使えばまだ戦えるので割り切った。

条件としては、通話SIMでSMS送受信、データ通信ができれば良いのでその条件で絞るとかなりの通信回線が残ることになると思う。
今回最終的に、楽天モバイルに移行することになったわけだが候補としては楽天モバイルとワイモバイル(Y!mobile)の二択だった。

楽天モバイルに決めた理由は後ほど説明するとして、ワイモバイルがなぜ候補にいたかというと移行前の回線がソフトバンクだったことが大きい。
ソフトバンクを契約していて重宝していたのがYahoo!ショッピングでのポイント倍率特典だった。

Yahoo!ショッピングでは、条件を満たすとポイント倍率が上がるキャンペーンを行っており、

  • ソフトバンク契約者+5%
  • Yahoo!プレミアム契約者+4%

上記、2つの特典を利用できて+9%の恩恵を受けていた。
さらに、Yahoo!カードユーザであるため+2%。
加えて5のつく日は+5%、店舗毎のキャンペーンも合わせると合計20%を超えることもあり
かなりお得な条件で購入できるのでかなり多用していた。

ソフトバンクを解約すると9%を失ってしまうのはかなり大きい。
しかしワイモバイルならソフトバンクと同等の特典を受けることができるのは非常に大きかった為候補に上がっていた。


楽天モバイルに決めた理由はいくつかあるが、一番大きかったのは契約したスーパーホーダイで利用可能な
データ使い放題(公式まま)が非常に使い勝手が良さそうだったからで、実際に使用してみてもかなりよかった。

データ容量を使い切って速度制限をされても最大1Mbpsで通信を行うことができる。
今まで目にしてきた中では速度制限されると最大300kbpsや128kbps制限されることが多かった。
速度制限されていればモバイル回線で何かしようとは思わなくなるが、それでも必要になることが多いのがGoogleマップなどの地図アプリ。
方向音痴でよく道に迷うのと、新天地に出向いた時に使うことが多いが、実際に制限環境下で使ってみたところ使用が困難なレベルだった。

300kbpsを基準にすると約3倍の速度である1Mbpsであれば使用できるのではないか?
使用できるのであれば速度制限を恐れる必要はないのでデータ容量を低く契約できて基本料金を抑えられる。
上記の考えから実験的な契約ではあったが、実際に使ってみたところ通信制限を喰らっても特に不自由なく利用できている。
ちょっと遅いなと思うくらいでストレスを感じるレベルではなくかなり快適である。

上記に加えて、楽天ポイントが貯まる(SPUも適応)こと、さらに私はダイヤモンド会員なのでさらに基本料金の割引が適応されワイモバイルよりも安くなることが大きかった。

楽天モバイルの欠点はピーク時間帯は最大300kpsに制限されることに尽きる。

通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は最大300kbps。

https://mobile.rakuten.co.jp/fee/super_hodai/

その為、該当時間帯にモバイル回線を利用することが多い。該当時間帯に速度制限されると困る場合には楽天モバイルは相性が悪い。
それ以外では全く不満がなくかなり快適に利用できているので満足度は高い。


これまで、8000円ほど払っていた月のランニングコストが1500円以内に収まるだけでも大きいのにそれ以上の恩恵を受けることができているので大成功であったと言える。
ただ、この料金で利用できるのは特典が有効な1年間のみ。
1年経過したらまた検討しなければならないがワイモバイルにいくこともできるし縛りがないので選択肢がかなり広がっているので心配いらないだろう。